見出し画像

親の思ひ出子の思い出

子育ての風景

子どものおもちゃやタオル、お絵描きノートなど
もう遊ばなくなっても何となく取っておいてしまうモノだ。
孫が使うかな?と思っていても
孫の世代はもう自分とはかけ離れた世界なので
孫が遊ぶものは孫の親が与えるものなのである。
孫が遊びに来た時のために
子どもが使っていたいくらかのオモチャを用意してはあるが
昔子どもが遊んでいたジグソーパズルを押し入れの奥から出して
これ、使う?と見せたら
うわ、これ結構ボロじゃん!?と。
そりゃそうだ、お前たちがさんざん遊んだんだから。
中見て要らなかったらこっちで捨てるから、と持ってはいったが
その中の一つのパズルには自分としては特別な思い入れがあったので
もし要らなかったらそれだけは取っておいて、と頼んだ。

総じてこういった子どもが使ったものは
子どもではなく親にとっての子育ての思い出なのである。
子どもにわかってほしいのは
残しておいた昔のおもちゃを見て懐かしく思ってくれるというよりも
親の自分が子どもと遊んだ時間を懐かしんでいるということ
そちらの方だと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?