![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101734452/rectangle_large_type_2_2d5fb4ba20170bf450096376e6b8dc75.jpeg?width=800)
天然ロープ
ある日歩いていると木立の中にロープが見えた。
![](https://assets.st-note.com/img/1680308670308-QFLlvxZiJo.jpg?width=800)
あ、何か支えるとか留めてるのかな?と
![](https://assets.st-note.com/img/1680308690309-2NDv0hcUCn.jpg?width=800)
その「何か」を目で探したがその「何か」は特に無く
![](https://assets.st-note.com/img/1680308716284-QZuPM0kMt5.jpg?width=800)
その「ロープ」はコクワ(?)のツルだと気づいた。
いやあー、綺麗に撚れているものだ、と驚いた。
眺めているうちにふと
人間が縄をなったり糸を撚ったりしたのは
このツル植物のマネをしたのではないか、と思った。
1本では弱くても2本で撚り合わせれば強くなるし
ねじれやクセが相殺されてよりまっすぐになり
1本の太いツルよりもしなやかなのだ。
(糸紡ぎをちょとやったことがある)
今でも野山にはコクワの他にもヤマブドウやフジ、クズ、アケビなどが…
あ、ツタウルシもツル植物だった(汗
温かく適当に雨が降る日本の土地で縄文文化が栄えたのも
このツル植物のおかげだったかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?