見出し画像

排水管でワシも色々考えた

実用

最近排水管清掃の動画を見ているので
色々とわかったとともに色々と考えること・思い当たることが出てきた。
ふと思い出したのは
わが家の設計段階の間取りで建築士さんが話していたのが
配管の位置は近い方がいい
ということ。
2階建てで、1階にも2階にもトイレと流し台を付けるようにしたので
1フロア内でも上下でも配管を近くにまとめたいということだ。
言われて初めて、あちらこちらから排水管を伸ばしてつなぐより
流路は単純で短い方がいい
と、その時はそれだけ思ったのだが
動画を見ているうちに、配水管が長いということは
ちゃんと勾配を取っていても、長年使っているうちに
「たわむ」ことがあるのと
流路が長い・配管の合流や曲がりがいくつもあると
汚れが流れきれなかったり流れづらかったりするのかと。
その一方でSawaさんから
「維持管理の為に配管は必ずしもまとめておく必要はない」
というコメントが。
そういうものなのか。そうなのか。
素人にはよくワカランのでこれは置いといて。
そして
「水廻りが近い場所に集まっていると配管工事のコストが安くなる」
とのことで、これはそうだよねー。

家の大きさ・作り・家の向き・家と本管の位置関係で色々になるのだなあ。

さてそこで
動画を見たことで人生初めて、外桝・汚水桝の存在意義を知った。(オイ!
これって、点検や清掃のためにあったのかー!!
ここに排水管が通っているのかー、とぼんやり思っていただけだった自分。
知らんかった・知ろうとしなかった自分にげんこつである。
さらに
動画では結構、桝の上に防草シート+砂利で埋まっていたり
普通に土と草で埋まっていたり、物置が載っていたり
桝の役割を知らなかった自分が言うのもアレではあるが
これはやってはダメですよー
自分が泣きを見ますよー
すごかったのはいくつもの桝の上にびっしりとタイルが敷き詰められていて
いざ詰まった排水管を確認・清掃をしようにも
あのー、タイルどうしましょう?
というのもありましたな。
桝の役割を知らなかった自分が言うのもアレではあるが
外構工事をする業者はこれをやっちゃあダメだよね?と思う。
そしてもう一つ
古い家だと桝がトラップ桝になっていることがあるのだが
それがリフォームした時に台所や洗濯機の排水口をトラップ付にしたことで
一つの排水管の後先にトラップが2個付いた・ダブルトラップ状態となり
空気が管内に閉じ込められて水の流れが悪くなってしまう事があって
リフォーム時に業者は外の桝まで見なくちゃイケナイのではと思う。

家を建てるとき・借りたときには
排水管のトリセツも明文化すべきではなかろうか。
個人ができること、業者がやるべきこと、それぞれである。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?