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発注できるようになる

コミュニケーションの授業の一つ
ウェブコンテンツ制作でまず言われたことが

「みなさんは発注できるようになってください」

例えば、ホームページを作るとき
器も内容も自分ですべてを作ろうとしたら
物凄いエネルギーを使わなくてはならない。
だから、何もかも一人でやろうとしないで
発注できるようになってください、と。
専門性は素人がにわかに勉強しても身に付けられないものだ。
高度で確かな仕事ができるのが専門家なので
いいものを作ろうと思ったら任せるべきは任せなさい、と。
ただし
発注するためには
自分が何がしたくて・どうしたいかがわかっていることと
専門家がどういうことがやれるかを知らなくてはならない。
まったく何もわからないままでは発注もできないのだ。
だから、自分にはできなくても、どういうことが行われているのか
必然的に他を見て勉強することになるし
それで自分のやりたいことやイメージを再確認することにもなる。
こういうのを見たことがあるのだが、と言えるように
まずはどんなものがあるのかを見て歩くのだ。
さてそこで
気をつけなくてはいけないのは
専門家と言ってもイロイロあることで(震
これが素人にはナカナカに見分けづらいので
しかるべき案内人を見つけることから始めるべきか。
あるいは周りに専門家を知っているような人がいなかったら
何人かの専門家と実際に話してみて
費用と内容を勘案して決めるといいだろう。
「相見積もり」というヤツですな。
で、これ
ウェブコンテンツ制作の話だけじゃなくて
家の改修でも病院のかかりかたでも同じだと思う。
自分が何をしたいかを伝えたくても
一人で思っているだけでは届かない。


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