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白内障の手術の前と後

実用

じいちゃんばあちゃんが白内障の手術をした時の事を。
手術後は
「明るいねえ ♪」
「テレビの人の顔がはっきり見える ♪」
今まで、顔の目の部分が真っ黒に見えていたのだと(ナンかコワイ)
いや実はそればかりでなく
鏡を見たら自分の顔がシワだらけでがっかりしたとか
部屋の中のゴミがよく見えてしまうとか。
「今まで見えていなかったんだね」
うんうん、だから私がちょこちょこ掃除してたんですよ。
マキタの掃除機は便利だ ♪
というワケで
見たかったものも見たくないものも見えるということは
損したのでしょうか得したのでしょうか?
哲学的なことはさておいてw
白内障の手術を受けるということの実際についていくつか。

手術の前に色々と説明を受けて・同意して
いよいよ手術日が決まって、手術前の準備に入る。
普通、手術した目は翌日までガーゼで覆われるので
通院で白内障の手術をする場合は片方ずつ行う。
一度に両眼を手術すると翌日まで両眼とも使えないから。
まず
手術前の3日間は
殺菌のための目薬を1日3回 “ 手術する側の眼 ” に点眼する。
つまり
手術前の目薬は間違いなく
“ これから手術する方の眼 ” にささなくてはならない。
そして手術した後は
“ 手術した方の眼 ” に手術前とは別の目薬を2種類
間隔を5分以上あけて1日3回点眼するとともに
それとともに今度は
“ 次に手術する方の眼 ” に
手術前の殺菌のための目薬を1日3回3日間点眼する。
「こっちが右の、で、こっちが左の」
この3日間が一番間違えそうで緊張する。
さて、もう片方も無事に手術が済んだところで
「手術前に使う目薬はもういらないから捨ててくださいね」と。
(うん、間違えたら大変だものな)
今度は手術後の目薬の前回出たのと同じものが新たに出て
今回手術した方の眼には今回新たに出した方の
新しい・新たに封を開ける目薬の方を点眼するようにと言われた。
ここで手持ちの目薬は4本!
「大体1か月くらい続けてくださいねー」というワケで
「こっちが右ので、こっちが左の」生活はまだしばらくは続く。
手術前と手術後の準備と管理は簡単ではない。
以前知り合いの高齢者が白内障の手術で5日間入院したというのを聞いて
ナンで5日間も?と思ったのだが
なるほど、自分では目薬の管理が難しかったのだろうと。

おばあちゃんの白内障の程度は、すぐに手術しなくてもよかったのだが
おじいちゃんが手術した時、目薬の管理がナカナカ大変だったことから
おばあちゃんは「自分がワケわからんようになる前に」と
手術を決めたのだ。
また別に
あまりに高齢になってからだと手術自体が難しくなるし
頭の具合が「ゆっくり」になりすぎてからだと
見えているモノがナンなのかワケわからんようになってしまう恐れもあって

目が見えるだけでは見えていないというハナシにもなるワケだ。

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