見出し画像

#92.「うちの犬が水遊び好き」に!?水の中での遊び方と注意点

こんにちは!
15年以上【犬の保育園】の先生を行っている尚ちゃん先生と申します。

さて、今回は前回の【犬と水遊び】の続編、

「楽しい水遊びの仕方」をお届けいたします。


水遊びのキーポイントは、
「自分で水に触れる」
「水に対しての自信をつける」
「その子のペースで行う」ということです。

水に自分で入るときの気持ちと、
乗り気でない時に人から水をかけられたときの不快感、雲泥の差ですよね!


だからこそ、できるだけ自分で入りたい!

という気持ちを引き出してあげるといいと思います。

私がよくやるのは、水際ぎりぎりにフードボールを浮かべて、その中におやつをいれるという手法です。

その手法だと、自分で水に浮かぶフードボールを追いかけて、
自然と水の中を歩いてくれるのです。

この時、おやつはなるべく好きなものを入れてあげるといいですよ。

これは簡単そうに見えますが、
浮力で浮いている器の中の小さなおやつをゲットするので、
力加減が難しいです。

うっかり力を入れすぎたら、中に水が入ったり、
器がぷかぷかと流れてしまいます。

慣れてきたら、いくつも器を並べて、おやつが入っているもの、
入っていないものを用意し、どのお皿に入っているのか、
探してもらうのも楽しいです。

これは、中年からシニアのワンちゃんにも、

足腰に負担なく歩き回ることができるので良いエクササイズです。


最初はプールの淵ぎりぎりにフードボールをおいて、
「この中におやつが入っているよ」ということがわかるようにしたり、
浮かべたフードボールに、おやつを入れるところを見せてあげると良いでしょう。

注意しないとならないのはダックスフンドなどの短足犬種と、
パグちゃんなどの鼻ぺちゃ系のワンコは、より難しいので、
水位は低めからやりましょう!

また、水を見ると興奮してしまうワンちゃんには、
慎重に集中することを学ぶことができます。

水位が上がるほど、そして器は小さく多くなるほど、難しいので、レベルに応じておこなってみてくださいね。

中には、器の中にお水が入っても気にしない子や、水の中におやつが落ちてしまってもそのまま食べるワンちゃんもいますが、
割と多くの子が、濡れたおやつは食べたくない、というものです。

また、あまりにも水遊びが大好きすぎる、興奮してしまうワンちゃんには、慎重に動くこと、冷静にフードボールを追いかけること・食べることに集中することを教えることができます。

水嫌いのワンちゃんと暮らしている飼い主さんには信じられないことかもしれませんが、中には少しの水たまりでも、見つければ飼い主さんの静止を振り切って飛び込んでいく子もいます。

フードボールではなく、牛乳の紙パックなどを使ってもよいと思います。

半分に切って使ったり、穴をあけて上げたりすると、難易度が高まり、
クリアすることにより集中力を使います。

おもちゃでももちろん良いのですが、集中力を養いたい場合、
そして水が少し苦手な場合には、おやつを勧めます。

もし、おもちゃの方がおやつより好きな子は、おもちゃを使いましょう。

水の中で動くこと、集中することに慣れてきたら、
水位をあげ、少しずつ「歩く」から「泳ぐ」へもっていきます。

「泳ぎ」をさせるときには先に、四肢を掻く練習をしてあげるといいです。



小型犬であれば、優しく水中で足の付け根の上を支えて、四肢で水を掻く動きができるかどうかを確かめてから、そっと手を放します。

犬用のライフジャケットを着用しても浮きやすく、犬自身も安心感を得られると思います。

ビニールプールなどを用意することが難しい場合には、
自宅の浴室でも大丈夫です。

これは、とても暑い日にお散歩の替わりに室内で行えるエクササイズでもあります。

もし、お散歩のあとに足を洗うことが嫌いな子の場合には、
少しだけ水をはって、お散歩のあとその中に入れてください。

浮かべたフードボールや、
紙パックの船の中にはいったおやつを探している間に
小さいワンちゃんなら
一緒に浴槽に入ってささっとさすってあげてください。

そのまま足を拭いたり、
バスタオルの上を歩かせたりして水を切りましょう。
できたら、指間はしっかり水分を取りたいものです。

次は、注意点についてお話します。

注意点としては、「無理しない」ことは前回もお話しましたが、

自宅以外で遊ばせる場合には、場所を選ぶこと。


これは特に、水が好きな子に注意です。

水が大好きで、少し深いところに行くことも出来る子は、
川や海でも飛び込みます。

ここで注意したいのは、意外と深かったり、流れや波が強かったり、
気が付かずに遠くまで泳いでしまって、
帰ってくるときに体力が続かなかったり、
特に川では水が冷たくて流れが早い場合もあるので
出来ればリードをきちんと使うこと。

短すぎるもの、長すぎるものは避け、2メートル~7メートルくらいのものが良い良いでしょう。

初めての場所では、ライフジャケットがあるといいですね。

ビニールプールや浴室などでの水遊びが慣れていたとしても、自然の川や海、湖では怯んでしまうというワンちゃんもいます。

特に海は、波の音があるので、それが苦手で近づかないという子もいます。

浅瀬の潮だまりなどから遊ばせてあげるといいでしょう。

また、砂浜は思ったより早い時期から暑くなります。

足裏がやけどしないように、砂を触ってチェックしてあげてくださいね。

複数のワンちゃんで遊ぶ場合には、テンションがあまりに違う犬同士だと、テンションの低いワンちゃんはますます気おくれしてしまうことがあります。

また、水遊びで興奮しやすい子同士の水遊びに関しては、
おもちゃを使うと争いやケンカになることもあるので、
様子を見ながら行ってください。

いかがでしたか?
梅雨明けすれば、とたんに暑い日が続きます。

日中の運動はワンちゃんには厳しい時期が続きますが、
賢く水遊びも導入されて、楽しい夏をお過ごしくださいね。


※関連音声はこちら

https://stand.fm/episodes/62f1b24e7c22276bdeff88c1

【人生は、運と縁とタイミング】 ここまで読んで下さりありがとうございます✨
ご縁に感謝🤗

Stand.fmでは犬のアレコレ、プライベート雑談、旅配信を音声で配信中♪
【なおちゃん先生@ゆるっとワントーク!!時々旅と子供たち♪】

https://stand.fm/channels/5fd49189dd3aea937b455b50

【公式LINE】 @xat.0000148577.s1a
《犬の保育園》ってなにするの??保育園の様子をアップ!↓
【インスタグラム】 https://www.instagram.com/nwanclub/

《なおちゃん先生🐶の原点はこちら⬇》
📕✨初Kindle本、好評中💛
《104日間世界一周の船旅~アジア編》⬇️
https://onl.la/PC8PSq5
2冊目📕✨
104日間世界一周の船旅《ヨーロッパ前編》⬇️
https://onl.la/a4J7zCQ
3冊目📕✨
104日間世界一周の船旅《ヨーロッパ後編》発売‼️
https://onl.bz/GV8qtwU

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?