合理主義に平手打ち

合理的なことが好き、
というか
その方が物事うまくいくと
思い込んでしまう、
私の悪い癖があります。

具体的にいうと
『何か意見を言うときは
必ず代替え案も提案する』

ということ。

代替え案がないまま
意見を言うと、
結局ただの文句に
なってしまうし

結論を相手に託すことで
自分は
『意見は言うけど
傷つかないポジションを
キープ！』という、
ズルいやり方だと
思うからです。


変に意気がっていた若い頃。
(人はそれを黒歴史という)


意見は言うけど
代替え案を出さない友人に
イライラしたことが
あります。


傷つきたくないのかな？
それじゃ話が進まないよね？
結局、私任せ？
真剣に考えてる？
ズルくない？

と、頭の中がモヤモヤ。

で、そのまま友人に
ぶつけました。
(ほら、若かったから…)

そしたら友人が
キョトンとした顔で


「一緒に考えたいだけだよ？」


一瞬、平手打ち喰らった
みたいに
パーンと目が覚めました。

こういう人もいるんだと。
自分が勝手に合理的に
処理したがっていて

それが正しいと
思い込んでいて

違う人に勝手に
イライラしていたのか！

一緒に考える時間を
持ちたい友人と
さっさと解決したい自分が
いただけ。

なーんだ、そんなことかと
心がふっと軽くなりました。

こんな経験があってから
仕事でも

結果を出さなきゃ！
提案しなきゃ！

と焦る時は
これを思い出して

相手に投げ掛けたり
問い掛けたりして

自分勝手な
合理主義を排除するよう
心掛けています！

合理的は悪くないけど
やりすぎると
相手を無視してしまう、ということですね。

あの時の友人に感謝！