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また「エゴイスト」を見てきた

先週に引き続き、また見てきた。
2回目のはずなのに、前回覚えてなかったところが多く、私は何を見ていたんだろうと反省。

今回思ったのは、男の子にとっての母親ってやっぱり特別なのかな、というところ。龍太の母への愛。浩輔の亡き母への届かない愛。そんなことを考えた。そこがキーポイント?

そして、何度見ても浩輔と龍太のシーンは自然だし、浩輔がゲイ仲間と話してるところも自然だ。そこもいいなと改めて思った。

この映画のテーマは愛はエゴ、ということか。だとするとエゴなんだと思う。浩輔はお金を渡すことで愛を表現してた。でもほんとに愛ってどんなものか結構長く生きた私にもわからない。私の母は幼くして両親を亡くしているので、母からの愛はよくわからなかった。彼女なりに愛してくれていたとは思うけど。父も母子家庭だったので、父親像がわからないままだったのだろう。

私自身も20年くらい母親をやってきた。自分なりに子どもたちに愛情を送ってきたけれど、彼女彼らにはそれが伝わっているかはわからない。愛は見返りを求めてはいけないものなのかもしれない。だけどみんな求めてしまう。だから謝りたくなるのかもしれない。

何度見ても考えさせられる。そして、浩輔と龍太の幸せなシーン。また見たくなる。ロングラン続くといいな。

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