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高性能アンドロイド

僕は人類を滅亡させるようにプログラムされたあの子に恋をした。でも、彼女はそんな僕に見向きもせずに使命を遂行しようとしている。やっぱり、僕とアンドロイドじゃ上手くいかないのかな。僕は彼女のことを愛してる。だから彼女には誰も殺させたくない。僕ができることは1つだった。動くことの無くなってしまった彼女を見ながら僕は思った。彼女は彼女なりに人類を愛してくれてたのかな。

数十年後、人間は自らの手で滅んだ。みんな苦しみながら。僕たちは動く事の無くなってしまったコンピューターの中で死んでいくしかなった。


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