見出し画像

徹底活用

かつて自宅でパン作りに勤しんでいた頃。中に入れる具材を工夫するのが楽しみでした。とりわけ凝っていたのが、「最後まで徹底活用する」ということ。具体的には、ドレッシングやジャム、はちみつなど「一応使い終えたけれど、まだ中身が容器に付いている」という状況のものです。

ゴミとして捨てる前に水洗いをして燃えないゴミに分類するのですが、「まだ食用可能なモノが入っているのに」と思いながら洗っていました。そこで思いついたのが、「水を入れてシャカシャカ振って、それを加える」ことだったのですね。パン作りに水は欠かせませんので、甘みや酸っぱさがほんのり加わるのが楽しいものでした。

そこから派生して最近凝っていること。それはドレッシングを家で作るというもの。レシピサイトで自家製ドレッシングを検索するといろいろヒットします。そこで紹介している材料を「ほぼ中身の無くなった」ジャム瓶やマヨネーズ、ケチャップなどの容器に足してみるのです。そして容器ごと振ればドレッシングが出来上がります。ここまでとことん作れば、消費し終えるころにはめでたく(?)容器ごと手放せます。

ジャム瓶でもう一つ。私は使い終わった後、洗ってタッパー代わりにしています。カットしたフルーツや野菜などを入れるのにピッタリ。ガラスを通して見える断面が何とも美しく、見とれてしまいます。

「わあ、きれい!」と思えるだけでも、日常生活が潤います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?