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縁が無くても

最近のデジタルは本当にすごいですよね。過去に調べた文言を記憶して、それに付随した広告が出てくるのです。

たとえば先日のこと、たまたまとあるキャラクターについてリサーチしたところ、「そのキャラクターとのコラボ」のジュエリーや陶磁器のサイトが出てきました。ビックリ。

一方、なぜか「一億円を超える戸建て住宅」の広告が表示されたこともありました。写真が美しいので、つられてついクリックしたところ、この景気低迷時代にしてウン億円!しかも部屋数がオドロキ。一生縁がない邸宅ですが、眺めているだけでもうっとりする写真が並びます。

でももっと不思議なのが、私の現住所や職場からはとてつもなく離れた場所の不動産広告。しかも賃貸。家賃3万円にして部屋数もあり、都心では考えられないようなゆったり感です。

ちなみにイギリスに住んでいた頃、当時は休日になるとお店がお休みだったため、みなさん、よくお散歩をしておられました。中でも不動産店のウィンドーには、その地域の物件広告が写真付きで掲げられているのですね。ただし、写されている写真はたいてい1,2枚。外観かお部屋一室ぐらいです。あとは価格と部屋の具体的内容が文字で書かれています。日本のように間取り図がないのです。これも文化の違いなのでしょう。

家具付きではないのに、家具をレイアウトした状態で分譲住宅の写真があるのも興味深かったですね。家を買う予定がなくても、眺めているだけで私など「住んだ気」になったものでした。縁が無くても楽しいひとときでしたよ。

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