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ぺん紹介 II uni アルファゲルスイッチ

こんにちは。
ぺん紹介2本目は数日前に購入したアルファゲルスイッチを紹介します。よろしくお願いします。

アルファゲルスイッチとの出会い

前回の記事でも書いた様に最近ユニの魅力にハマりましてクルトガメタルを第一軍で使用しています。そこで文具店巡りの際にユニにも注目をして見てみると、これまでは気にも留めなかったユニのペン達の姿が見えてきました。(それ程今まではユニには興味が無かったという事です。食わず嫌いしていてすいません。。。)その中で1つ気になっていたのがアルファゲルスイッチです。先述の通り僕はユニに関しては気に留めていなく情報が全く知らない様な状況だったので「スイッチって何をスイッチするんだ??」みたいな状況だったのでよりアルファゲルスイッチには興味が湧いていました。そこで最近丁度ペンを買う機会があり(またその店は現行品しか売っていない様なお店であったため)アルファゲルスイッチを購入した次第です。軸色のバリエーションがとても多く迷いましたが直感で選び、オパールグリーンにしました。

実はアルファゲル自体は持っていた。が使ってはいない。

アルファゲルスイッチについて

今時流行りのパステルカラーを採用した「オパールグリーン」

アルファゲルスイッチは2021年に発売されたクルトガシリーズでありアルファゲルシリーズのMPです。本製品が発売される前からクルトガ機構を搭載した「アルファゲル クルトガエンジン搭載モデル」なるものが存在していましたが、本製品はクルトガ機構のオンオフの切り替え、つまりスイッチできる事が大きな特徴です。軸色の展開や公式サイトからも分かる通りおそらく学生向けの製品だと思います。軸色によって男子向けと女子向けの2つのイメージが上手く分けられているのが凄いなと思いました。それも配色が個人的な意見ではありますが、とてもセンスある色使いだなと感じます。また、第一印象としてはパイロットのドクターグリップエースなんかの機能系のMPと競合してるのではないかと思いました。

観察してみる

どこを見てもマットな感じ。良い。

見た目としてはまず可愛いです。パステルな色使いが今時で、廃番を買いがちな僕としては少し新鮮です。たまには現行品の栄養素も必要だなと感じます。といっても実は最近は廃番熱が以前よりも少し収まり、現行品に興味が向きがちな今日この頃です。それは良いとしてこのアルファゲルスイッチのデザイン、実はクルトガの歴史の中では結構革新的なものなのではないかと思ってきました。というのもこのアルファゲルスイッチが発売されたのが2021年でこれ以降に発売されるクルトガダイブやクルトガKSモデルなどのクルトガ系列のモデルの全てにこのアルファゲルスイッチのデザインが応用されている(あくまで沙苗の意見)からです。つまりこのアルファゲルスイッチの発売からクルトガは言わば第二世代と呼ぶべき「新しいクルトガ」へとスイッチしたのです。(スイッチだけに)この事をまとめたのが下のものです。

クルトガは2008年に発売され、以後今日ではもはやシャープペンシルの代名詞と言っても過言では無い程普及したペンだと思います。そしてそんなクルトガも実はもう16年間も販売され続けているのです。その長い歴史の中で、特にデザインについて目を向けて見てみるとさっき書いた通りアルファゲルスイッチから大きくデザインが変わっているのが分かると思います。ここでは便宜上クルトガ第一世代と第二世代で分けていますがこれは僕が勝手に考えたものです。第一世代では初代クルトガを基本とした明るい青色を基調としてアクセントとして大きくオレンジ色のクルトガ機構があります。また僕のイメージとしては第二世代よりもクルトガのあの丸いクルトガマークが多用されていた感じがします。一方第二世代では深い青を基調として第一世代とは反対に小さくクルトガ機構の象徴であるオレンジ色をアクセントとしています。このアクセントであるオレンジ色の部分が小さくなったのはクルトガがより普及したのを暗に示しているのです。この例はクルトガだけでなく、例えばロゴなどでも見られるものでスポーツメーカーのナイキでは1995年からナイキのスウッシュの上に表記されていた「NIKE」の文字が省略されています。これは人々がスウッシュだけでもナイキであることを認識するのが容易になった。つまり人々に広く知られた。という事です。こんな事がクルトガのデザインからも感じ取る事ができます。(何度も言いますがこれは僕個人の意見です。)
話はそれましたが、、、というかそれすぎましたがとにかくこのアルファゲルスイッチのデザインは凄いなぁ、という事です。元々僕はペンを機能、書き味よりもデザイン、見た目を重視して買う人間なのでついデザインについて重きを置いて見てしまうのです。

ノック部にはご丁寧に例のクルトガマークが刻印されている。

デザインに押され気味な書き味の方は、クルトガのモードについてはよく言われるクルトガのガタつきもあまり気にならならなく、クルトガメタルのようにこれはこれで良いといった感じでした。

中身は意外とメカメカしい
オレンジ色の部分が回ってクルトガ機構を意識させる仕組み。
突如として現れるピンク色の部品がいかつさを倍増させる。

クルトガ機構はKSモデルの発売よりも前のモデルのため旧型なのでしょうか。無印クルトガを持っていないので分かりません。ホールドモードではロゴが丁度クリップに隠れ、クルトガ機構が作動しなくなり比較的ガタつきがなくなります。ロゴが隠れるのもより集中しやすくするためでしょうか。

丁度ロゴが隠れる。

公式のカタログには時間がかかってもノートを綺麗に書きたい時にはクルトガモード、汚くてもいいからがっつり書きたい時にはホールドモード、と書いてありましたがその違いは言う程あるかと言われれば微妙な感じはします。第一クルトガモードの方がガタつきは少なからずホールドモードよりはあり、それにより字は汚くなりそうな気はしますが。まぁ、そういう機能よりも「そういう機能を備えている事」を大事としているのかもしれません。

口金辺りは金属製で頼もしい。
既に持っていたクルトガメタルと並べてみた。

おわりに

今日は最近購入したアルファゲルスイッチを紹介しました。結果的にはバランスは良いペンで勉強などで使うと思いの外ベストパフォーマンスを発揮してくれるかもしれないです。それにしてもユニのペンのデザインはシンプルながら格好の良いものばかりで面白いです。
では、また会いましょう。さようなら。
あ、言い忘れました。良い夏を。
こうして短き夏を「書く」事によって深く感じているのです。なんて切ないんだ。

24.7.28.Sun
沙苗