【考察(および反省)】リーダーの”甘え方”
【きっかけ】
自分はベンチャー企業にて
バックオフィス業務のリーダーの立場にあるのですが…
本日、かなりきっついフィードバック…もとい不満を部下より頂きました。
自分の至らなさはもちろんなのですが、
よくよく落ち着いて考えると、
誤解・過剰な反応・疑心暗鬼な部分もあり…
部下からの言い分に対して
いやいやいや…と反論できる部分もあり。
しかしそれはグッとこらえました。
(どんなへっぽこリーダーであっても、
何らかのポジションパワーは働いてしまうため…)
一方、本件について困り切っていた中で、
諸先輩方から頂いたアドバイスのひとつに、
”あなたは甘え方がヘタだ”という話がありました。
それについて、考えてみます。
【リーダーの甘え方】
リーダーが部下に”甘える”
正直、まだそれが腑に落ちていません。頼る、という事なのだと思います。
しかし、頼りたくとも”自分は手一杯だからもうキャパオーバーです”と
言っている部下に対して甘えられるものなのか…
自分はいつもその場合、ぐっとこらえて
”では私が、引き受けますね”と言ってしまいます。
会社を回すためには
誰かがやらなければならない仕事。期限も決められている仕事。
その担当ができないのであれば、
その上のリーダーが歯を食いしばってでもやるしかない、と
考えています。
が、どうやら…それは自分の場合は間違いな様です。
リーダーとしてまだまだ未熟。
やる、といったことに力及ばず時間もかかるといったことも多い。
(つまり頼りない)
でもその状態で、自分が泥を飲み込めば…と我慢するより、
自分も辛いキツイ、どうか助けてほしい…と
弱みをみせるほうが、部下は助けてくれるもの…
なのだそうです。
ただ
現状、ベンチャー企業ということもあり、
何の整備もされていなかったバックオフィスの整理・ルールの線引きは
そうとうキツイものがあり…
バックオフィスのメンバーそれぞれが
”キツイ”、”もう限界”と言っている中で…
時には涙目で、他部との人間関係がうまくいっていないと
相談をされる部下もいる中で…
彼らに対して”キツイ、助けてくれ”と言って良いものなのか…迷います。
目の前でアップアップしている彼らがいたら、
耐えられる人が負うしかない。
それがリーダーという自分の責務なのかなと。
ある先輩からは
”リーダーは情けない姿を見せろ”とのアドバイスを頂きました。
ある意味本質なのかもしれません。
ただ、かっこよい姿を見せたいわけでも
弱みを見せたくないわけでもないのですが、
ツラそうな人に、頼っていいのか…。
こちらは辛そうな顔は見せないで、耐え忍ぶしかないのではないかと
思うのです。(リーダーが辛そうな顔を見せると、部下は不安になる)
一方、苦労を見せないリーダー、甘えないリーダー像を確立できるのは、
圧倒的に成果を出している、実績を出している人物にしか当てはまらないのかもしれない。
ここまで書いてきた中で、
自分のリーダーとしてとるべき道は(現状では)
甘える、ことしかないのかもしれないな…と
少し気持ちの整理につながってきました。
【まとめ】
今日はなかなか、気持ち的にキツイ日だったため、
アウトプットなのか気持ちの迷いなのか…
をひたすら綴った状況となりました。
世のリーダー方は、何を信念に動いていらっしゃるのでしょうか。
部下にどう甘えているのでしょうか。
是非お伺いする機会があれば、ご教示いただければ。
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