『天国と地獄～サイコな2人』第4話感想

なんだろう、このじわじわくる感じ。

猟奇殺人鬼と、まじめな刑事の体と中身が入れ替わり、駆け引きをしながら、それぞれ代わりの生活を交差させる様がかなり絶妙で、面白いです。

最初は、ファンタジーすぎてどうなっちゃうかなと、思ってましたが、この４話で、分からないことが増えたと同時に、犯人の日高さん(高橋一生)の、過去や生い立ちがどうだったのか、すごい知りたくなって、引き込まれます。(なぜ、殺人をするのか。)

綾瀬さんも、高橋さんのことを仕方なく助けながらも、警察官としての自分の正義感を出さずにいられず、抵抗したりするところが、何か最後のどんでん返しの伏線なのかと、思えたりもします。

綾瀬さんが、高橋さんになり代わり、社長として、うまく行ってない中、さまざまな問題がおきはじめた時、記憶喪失という嘘ではありますが、腹を割って本音で真摯に向き合い、まじめに取り組む姿勢が社員達の心を掴みかけているようにも見えます。

高橋さん側は、疑惑を持たれていましたが、スマートな形でうまく手回しをして、北村さんなどから、うまくそつなく逃げれました。しかし、同居人の柄本さんに、少し素人目線の疑念を抱かれ、若干のほころびがこれから溢れていくんじゃないか、油断した日高さん(高橋さん)が、倒されていくのをみてみたいです。現状、隙のない完全犯罪を崩すことができるのか、見ものです。

▼勝ってに評価《ビデオサーチ調べ、世帯視聴率》

第1話 ★★★(3.5)《25.8%》
第2話 ★★★(3.6)《23.5%》
第3話 ★★★(3.6)《14.1%》
第4話 ★★★(3.9)