外出規制中のマレーシアジョホールバルで楽しむ方法
◯「外出規制」厳戒態勢中のマレーシアジョホールバル
マレーシア完全封鎖前のギリギリタイミングで、日本からクアラルンプール経由で、僕の拠点ジョホールバルに戻って来たのはよいが、ゴルフ場&レストランも休業。
そして警察の許可が無ければ他の州にも出れなくなった。
再びクアラルンプールにも行けないということだろうか?当然陸路で隣のシンガポールにも出れない。
まさかこんな雁字搦めな状態に陥ってしまうとは・・・。
ムヒディン・マレーシア首相は緊急の記者会見を行い、3月18日(水)から3月31日(火)までの、「活動制限令」を発表。
観光客及び、外国人渡航者の入国は全て禁止。就労ビザ、学生ビザ、MM2Hも全部アウト。宗教、スポーツ、社会及び文化活動全て禁止。
小売店も、日常必需品を販売する店舗を除き全て閉鎖。学校関連は全て閉鎖。政府機関及び民間企業もインフラ系を除いて全て閉鎖。
一般人は生活必需品買い出し以外の目的での外出不可。1つの車にマスク着用必須で一人でしか乗ってはダメ。トドメに夜20時以降の外出完全禁止。
「外出規制」を守らない人は、最大RM1000の罰金か6ヶ月以下の懲役またはその両方を課すという前代未聞の厳しい通達を出した。
2011年1月、マレーシアジョホールバルに家族と一緒に居住し、拠点として住み始めてから9年以上が経過。
まさか国全体が、こんな状態になってしまうなんて、全く想像もできなかった。
僕の香港転勤は2003年SARSの時だったが、あの時も普通に海外出張行っていたし、ココまで厳しくなっていなかった。まさに未体験ゾーンだ。
◯自宅近くの空き地で「独り草ゴルフ遊び」
活動制限初日。
持ち帰りだけOKということで近所の日本人経営の焼肉レストラン「KEMURI」に歩いて行ってみると、自宅コンドミニアムと「KEMURI」の間の空き地で、鉄の棒を振り回してるガタイの良い男がいた。
何やっているのか?近寄ってみてみると、ゴルフ仲間の修羅S氏が、ゴルフ場が休みでウズウズすると、独りゴルフの練習をしていた。
しかしこの活動も以降はNGとなるので今回が最後である。
孔明「活動制限でポリスが巡回してますよ!明日から厳しくなるようです!この独り草ゴルフ遊びは、明らかに外でのレジャーなので危険だと思います。「KEMURI」でランチ持ち帰り後にコンドミニアムのプール遊びしませんか?」
修羅S氏「良いですね!ゴルフもできず暇すぎて死にそうなので是非!」
◯焼肉レストラン「KEMURI」で持ち帰り
翌日昼の12時、焼肉レストラン「KEMURI」に再集合。
自宅コンドミニアムから「KEMURI」までは徒歩3分であるが、途中で白バイポリスが2人巡回してるのに遭遇。
ドキリ!
マスクを持ってきて無かったので、すかさず「マスク無いけど努力してるよ!」感をアピールするために、プール遊び用に持っていたタオルを砂漠の旅人の如く顔に巻きつける。
事なきを得て、「KEMURI」に到着、店長とくっちゃべっているとS氏もやってきた。
お店に貢献しないと・・・
・チゲスープ
・豚肉生姜焼き定食
・白米をチャーハンに変更
ガッツリ飯を注文した。
しかしこれでも日本円でたったの750円分だ。
大丈夫だろうか?
ちなみに「KEMURI」は100RM以上の注文で近隣であればデリバリーOKとのことだ。
「KEMURI」日本人店長とS氏と今回の異常事態についてあれこれ情報交換した後、出来上がった持ち帰りのランチを手に、S氏と2人で徒歩で自宅コンドミニアムMOLEK PINE3へ向かう。
プールサイドの真っ赤なパラソル付きのテーブルに座り。
プールサイドを見ながらの贅沢なランチ開始。ここは南国リゾートだ!という妄想を掻き立てながら。
本来ならジョホールバルには、大自然と融合したレジャー。人種の坩堝ゆえの異文化観光地。
いくら時間があっても足りないほど楽しめる観光スポットがある。
何と言ってもゴルフは格安。
しかしそれら全てが休業こんなことになってしまうとは・・・。
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◯ジョホールバル「体育会水泳部」結成
テイクアウトオンリーが続き厳しい状態に陥ってるであろう「KEMURI」に貢献するためいつもより一品多く注文したので、お腹は満腹。
少し身体を休めるために赤いパラソルの下のチェアに横たわり休憩だ。
「今僕たちは南国高級リゾートに来ている!」再び妄想を強く膨らませながら、青い空と空の色が写ったプールをゆったりと眺める。
これぞ南国だ!
次は運動だ。
ゴルフもできない。外の散歩もまともにできない。
修羅にとって一番重要なのは身体を健康な状態に保ち続けること。心身の健康も身体の健康から!今できることはプールでの水泳!
孔明「さて今日は何往復しましょうか?」
体育会水泳部の活動をイメージして、各々の目標設定を高らかに掲げる。
ジョホールバルの自宅コンドミニアムMOLEK PINE3のコンドミニアムには縦25mの本格的なプールがある。
小学校の時水泳クラブに通っていた時の自分を降臨して、でも顔を水につけると色々な意味で怖いので、平泳ぎ&背泳ぎの2択でガッツリと泳ぐことにした。
青空の下で水泳倶楽部これはこれでいい感じだ。
◯南国ハワイのリゾートに来ている妄想
「C」への警戒ゆえだろうか?マレーシア中の学校は全部休校なはずだがプール遊びしてる子どもたちは皆無だ。
そんな時、ふと孔明の目に入ったのは滑り台。ニヤリ。
孔明「ワーイ!ウォータースライダーだ!」
少年の心を持った大人へ。
しかし思い切って滑ろうとしたが、身体の肉と体重が邪魔してかなりスローな降り方。
プールで泳いだり、ウォータースライダーで遊んだり、思う存分身体を動かした後、
孔明「Sさんここ気持ち良いですよ!目を閉じるとまるでハワイのワイキキビーチに来てるような波の音がします!」
プールは一部水が落ちる構造になっているのだが、ここに横たわると身体の下には水が流れ心地よい。
ハワイ気分を堪能させて頂いた。
Molek Pine3のプールにはジャグジーもついている。
泡を全身に受け続けると、普段溜めに溜め込んだおっさんの脂身が、水圧で刺激されて流れ落ちて行く錯覚を覚える。
僕たち以外には誰もいない貸し切りプールでジャグジー。
これは誰がどう見ても南国高級リゾートの遊びそのものである。
ジョホールバル最後の楽園。
◯人がいるフィットネスジムは避ける
僕たちにとってはジョホールバル最後の楽園Molek Pine3のプールであるが、他のコンドミニアムではプールも使えなくなっていると言う。
何と隣のMolek Pine4ではもうプールが使えなくなっているとか?
そうなるといよいよ運動する場所が・・・(涙)。
自宅でジョギング・スクワット系だけになってしまう。
Molek Pine3のフィットネスジムはどうなのか?
共有施設2階に昇りそっと覗いてみると、ジムではゴリゴリの現地マッチョたちが「マッソー!マッソー!」言いながら熱心に筋トレ中。
ここは比較的密室空間なので濃厚接触・空気感染が怖いやめておこう。。
危うきには近寄らず速やかに退散だ。
◯Molek Pine3隣接「商業施設」の状況
喉が渇いた。
自宅コンドミニアム隣接のミニマートに行くことにした。
日本料理「HAYASHI」を通ると「テイクアウェイオンリー」とでっかい垂れ幕が。
こちらも「KEMURI」同様に、持ち帰りだけなら注文できるようだ。
せっかくなら全室にビラまいて、コンドミニアムの部屋まで運んでくれれば便利なのに。。
しかし、ノンビリジョホールバルではイマイチ商売魂は弱いようだ。
自宅コンドミニアム隣接のおしゃれカフェ「JWC」はどうなのか?
ここは最初からGRABデリバリーを導入しているのでバイクドライバーがスタンバイ中。
しかし僕がGRABで注文すると、受け取りはコンドミニアムエントランス。
200m移動して、受け渡しするだけなので、欲しい時は自分で買いに来るしかない。
お目当ての自宅コンドミニアム隣接、日本の食材諸々購入できる「OGENKIマート」へ。
輸入の500mlボトルお茶は約325円とめちゃくちゃ高いが、現地生産のAYATAKA500ml茶であれば約65円と安い。
当然僕が購入するのはAYATAKA茶の方だ。
冷凍食品、冷蔵食品、箱物中心にしっかりと在庫があり安心だ。
◯MOLEK PINE3の「温泉施設」でゆったりと
お茶をゲットした僕はMOLEK PINE3の温泉施設へ。
ここはオープンな造りになっていて換気が良いので安心感がある。
入ってみると、全身入れ墨のおっさんが浸かっていたので緊張感が走ったが。
すぐに出ていってくれたので温泉施設独占状態になった。
フー。
You Tube用の動画を一本だけ収録しながら42度のお湯でゆっくりと水泳で疲れた身体をほぐす。
うーん最高だ。
Molek Pine3温泉施設には外を見渡せるテーブルと椅子がある。
しかしチンブラ状態でここに座ってしまうと、隣のMolek Pine4やMolek Pine3の室内から丸見えになってしまう。
イスラムの国なのに凄い構造だと改めて思う。
水泳パンツを履いてから座りゆっくりと火照った身体を冷ます。
心地よい。
温泉の後はMolek Pine3共有施設4階のバーベキュースペースへ。
ここはいつ来ても誰もいないので僕の隠れた職場でもある。
ガラスの天井もあるので日光を取り込みながらも南国ジョホールバルの風が心地よい。
やはりコンドミニアムというものは、いかに共有スペースにゆとりがあるかが重要だと思う。
自宅の部屋に戻る前にMolek Pine3をお散歩。
外でのウォーキングは原則禁止状態であるが、施設内であれば大丈夫。庭は広いので良かった。
外に出られない状態だからこそ気づくことがある。あれここの池にはこんなに立派な鯉さんたちが泳いでいたんだ!
「鯉の水涼しく動きどうしかな」
◯充実な共有スペースのお陰で十分に堪能
「C対策」の厳戒態勢中のマレーシアジョホールバル。
自宅コンドミニアムという限られた閉鎖空間の中ではあるが、共有スペースが充実しているお陰で十分に堪能することができた一日だった。
ただし怖いのはプールが閉鎖されたらどうしよう。。
時間の問題かもしれない。
早く自由に外を駆け回りたい。
Molek Pine3の共有スペースとしては、プール、ジム、温泉以外にも、2面コートの室内バドミントン場、バスケコート、テニスコート、運動公園、ウォーキングスペースなどがある。
せっかくなのでそれぞれの施設が閉鎖になるまではとことん活用し。
ジョホールバル滞在中に身体をガッツリ動かしたいと思う。
◯ディナーは自宅で「孔明クッキング」
朝食兼ランチは、焼き肉レストラン「KEMURI」への貢献としてガッツリ食べるが、夜は19時で持ち帰り専用レストランも閉店。
普段料理をしない僕が孔明クッキングで、「天日塩梅干し納豆蕎麦」をこだわりの鰹出汁で。
毎日同じものを食べ続ける予定。
冷凍ではあるが「OGENKIマート」でも、お蕎麦の在庫はある。
冷蔵の納豆もあるので当分持ちそうだ。
「活動制限令」は2020年3月31日までということだが、その後マレーシアはどうなるか全く想像もつかない状態ではあるが。
いつまでもこんな状態だと「C感染問題」よりも先に、レストランやレジャー施設が倒産続出になってしまう恐れの方が大きい。
無事に生き残り続けてくれることを僕は強く願っている。
追伸
孔明や仲間たちが南国リゾート生活をどういう考え方と行動で実現させているのか?その詳細は、LINEアット5ポケッツの中で公開している。考えようによっては自宅待機中はじっくりと学びに馳せるチャンスでもあるのだから。
5ポケッツ必然の成功@LINE
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