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中世の豪族「房総 眞田氏(佐奈田)」ちょっと先祖話

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うちの先祖ネタに絡むものをまとめてみました。我が家は平安時代の終わりに相模国の佐奈田村から安房国の三原郷(南房総市和田町)に渡って土着した三浦一族の一派で「佐奈田/眞田(さなだ)… もっと読む
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記事一覧

act:8-大多喜城 城山のお爺さん

 オレが住む大多喜町には、ビックリなことにお城がある!オレが小学3年生だった1975年(昭和50年)に、この鉄筋コンクリートの『大多喜城(※1)』が出来た。なんでもこの城は戦国時代が終わる頃に、この地を新たに治めた武将が建てたものを再現したそうで、お城の中は博物館になっている。そんな大多喜城の一帯は、実はオレたちの格好の遊び場だった。 遊び場とはいえ、当のお城にはさほど興味はない、このお城は中々立派なものなのだが、オレたちがそんな勉強のニオイがする高尚なモノに興味が沸くわけ

【雑記】佐奈田堂-26年使うハンドルネームと900年続く私の名字の由来

 先ほど、このnoteのTOPページを何気なく見ていたら『名前に関するエピソードを教えてください!お題企画「#名前の由来」を募集します』というのがあったので、せっかくなので雑記として更新します。それにしても最近は雑記ばかりだなぁ、この私のnoteの本題である大多喜無敵探検隊-197Xが全くおざなりです、次こそは書きます・・。 1.『佐奈田堂/眞田堂』26年使うハンドルネーム  私のハンドルネームの『佐奈田堂』については、特に深い考えがあったわけではなく、当時必要に迫られて

act:18-今夜がヤマです【急の章】三途の川の畔に行ったのかオレ

前回までのお話 ↓  妙な揺れで空中戦艦ヤマデスから放り出されたオレは、黒い渦に引き寄せられて、どうやらそのまま渦に呑み込まれてしまったようなんだけど‥、 放り出された途端に瞼が重くなって、しっかりと見てはおらず、一体オレがあの後どうなったのか、実はオレ自身がよくわかっていないんだ。 ただ、今のオレは、異様に静かなところに、ぼぉーっと突っ立ってた。 静かなんてものじゃないな、まるで耳に何かが詰まってしまったように、全く音が聞こえないところだった。 さっきまでの異様な瞼の重さ

【雑記】お盆とウチの家紋の話

 日本全国この時期は「盂蘭盆会」、皆さんもお盆でお墓参りをしているのではないでしょうか。 かく言う私も昨日は京葉道路を一路南下して房総南部の実家に行き、そして夕方の早いうちに菩提寺のご先祖をお迎えに行ってきました。 お盆は毎年夏の恒例行事、小さい頃からの私の夏の思い出のひとつでもあり、そのうちここの本題、趣味の自称児童文学「大多喜無敵探検隊-since197X」でも、いずれお盆ネタでお話を作りたいと思っております。  まぁー「大多喜無敵探検隊」は一先ず置いておき、話を戻しま