マガジンのカバー画像

大多喜無敵探検隊とは何ぞや?【解説】

10
【大多喜無敵探検隊】の主な年代や登場人物、時系列などの解説、物語のステージとなる地域、そして「大多喜無敵探検隊」の誕生秘話(?)や、そもそもこのヘンテコリンな物語を綴る動機などを… もっと読む
運営しているクリエイター

#大多喜町

大多喜無敵探検隊 佐奈田隊長 回顧録-since197X はじめに

 このnote『大多喜無敵探検隊』は、私自身が房総南部の大多喜町に住んでいた昭和中期~後期、ファミコンが世に出る直前ぐらいまでの時代が舞台の『自称』児童文学です(どこがだ!)。 そのころの遊びや世相、大自然、そして地域に伝わる昔ばなしや当時の時代のお化け話などを中心に、さらにあの頃の私がよく空想していた宇宙や地底世界、時間旅行、そして謎の人物なども交えて、それなりに短編的に紹介できたらと考えています。また、大体のお話は、主に私自身が小学校4~5年生の頃の時代を中心に考えており

【解説】我が愛しき登場人物たち @大多喜無敵探検隊の登場人物

 世間様が忘れた頃に、一人ニヤニヤしながらこのnoteでこっそり更新する私の趣味の(自称)児童文学‥ 大多喜無敵探検隊-since197X ! 今回その登場人物を解説したいと思います! え?なんで今さらそんなものをUPするのかって? 世間様からしたら、超マイナー同人誌レベルのどこまでもインディーズな私の思い出話です、ただでさえ今から半世紀近く昔の昭和の、さらに地方都市ですらない片田舎の話なのでマニアック過ぎて分かりにくい上に、登場人物が意外と多く、、 ある意味、世の中に媚

【解説】昭和51年から2年間の思い出話です @大多喜無敵探検隊

 世間様が忘れた頃に、一人ニヤニヤしながらこのnoteでこっそり更新する私の趣味の(自称)児童文学‥ 大多喜無敵探検隊-since197X 今回はそのタイムライン、つまり時間軸や時系列を解説していきたいと思います。 てんでバラバラ、思いついたまま勝手気まま君に更新していますが、基本的にこの思い出話は私(サナダ隊長)が小学4年生~5年生までの間、昭和51年4月から昭和53年3月までの期間の中だけでのお話で、その中でも主に小学5年生の頃が中心になっています。 (※この先イレギ

【雑記】大多喜町 周辺の地域呼称について考察 南房総・南総・外房・房州…

 我らが『大多喜無敵探検隊』が昭和50年代に駐屯(?)していた千葉県の『大多喜町』。この町を取り巻く房総半島一帯の意外と難解な地域呼称について少し解説します。とはいえ千葉県に全く縁のない方には無用な情報であります。。 古くからこの千葉県、特に房総半島には様々な地域呼称があり、その境界もかなり曖昧なものでしたが、前に気になり色々な本を読み、そして実際にその地に住む人たちが自分の地域をどう呼んでいるかを元に、分かりやすく市町村単位をベースにして幾つかの地図に落とし込んでみました。

act:24-偽りのひよこ饅頭 タダシくんの事件簿と大多喜無敵探検隊 誕生秘話

 オレには1歳年上の竹中タダシくんという友達がいる。 タダシくんとはじめて会ったのは、オレが小学1年生のときだ。 小さいころのオレは体が弱くて、しょっちゅう保育園を休んでいたので、小学校に通うようになっても、まともに友達がいなかったんだ。 そんなとき、やさしく声をかけてくれてくれたのが近所のタダシくん。あのころはよく青龍神社で一緒に遊んでくれたっけ。オレは兄さんができたみたいでとっても嬉しかったんだよなぁ。 タダシくんには高校生のお兄さんがいるんだけど、歳が離れてるのであまり

【雑記】今はなき大多喜小学校の百年山(ももとせやま)と空中戦艦ヤマデス

 私が昭和の頃に通っていた大多喜小学校は、当時の校長はじめ教育現場の意志もあってか、小学校敷地内には、毎年の卒業生たちが力をあわせて作った大きな卒業記念のストラクチャ(構造体)がそこかしこにありました。信号機を供えた交通公園を筆頭に、川が流れる大きな箱庭のような小山や、千葉県の形をした大きな池など‥。 そんな中でも一際ビッグスケールで、その誕生以来、私たち在校生の格好の遊び場になった『百年山』が、もっとも印象深いものでした。 このモモトセ山の製作は、昭和50年(1975年)

【雑記】亡き弟と従弟の想い出、町の過疎への憂いが、昭和の大多喜町を記す動機かと思います

 私は日常からの現実逃避のためか、ここnoteで時々『大多喜無敵探検隊-197X』という、全く誰の得にもならないような自称・児童文学を書いて、ひとり悦に浸っておりますが、‥まぁなんでこんなモノを暇みてチマチマ書き記しているかというと、動機のひとつとしては、うちの子供の存在でしょうかね。結婚が遅かった私に子供が出来たこと、そして、その令和育ちの小学生のうちの子を眺めていると、昭和の自分の子供の頃とは何から何まで随分と違うよなぁとしみじみ感じまして、、 逆に考えると、今の時代から

【雑記】20人をきった大多喜町の新生児、急速な少子化と2050年の無居住地化の懸念

 この2か月ほどの私は、第二の故郷「行徳」各地で行われた祭礼行事への参加やお神輿担ぎ手のお手伝いに始まり、地元小学校へゲストティーチャーとして行徳神輿(行徳揉み妙典流)の説明に何度か伺ったり、はたまた仕事関係で丁々発止スッタモンダしてたり、寒い中お神輿を担いで大声出してたせいか風邪をひき、これまた長引いたりしてバタバタしており、すっかりこのnoteアカウントの本題「大多喜無敵探検隊」の執筆(誰も期待してないぞ)が進んでおりません。 ※お神輿の様子など私の日常はInstagra

【雑記】桜が大嫌いになったのは弟クニオのせいです(笑)

 今日3月29日は弟の國男の10年目の命日です。 今から10年前の2013年に44歳で亡くなりました。享年は45かな? でもまぁ20年以上の闘病生活で人一倍長い間苦しんだので、天に召すことで、ようやく解放されたんじゃないかと思います。 でもそのせいで私は桜が大嫌いになりました。 國男の死と桜が、どうしても結びついちゃって‥。  ヤツはその長い長い闘病の間、度々「もうオレ死にたい」と弱音をはいていましたが、その都度、私は常に フザケんなオマエはバカか?人は誰でもサダメがあるん

【雑記】『正義の反対はもうひとつの正義だ。』幼い私は死神博士に教えてもらったのかもしれない

 『正義の反対はもうひとつの正義だ』  『正義の反対はもうひとつの正義だ』ネット・ミームで昨今流れるこの言葉、私は、これは真意であると思っております。 世は既に第三次世界大戦に入っていると囁かれています、その当事者同士もまさに冒頭のネット・ミームの通りでしょうし、企業間の取引だってそう、個人の慎ましやかな日々の生活に落とし込んでみても、幾らでも当て嵌まります。 このような考え方は、私個人としては、実は小学生になるかならないかの頃には何故かそれなりに理解できておりまして、、そ