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愚痴は深夜に限る

僕は公共事業から犯罪まで幅広く商売をやったし、ペーペーからトップまで経験した。そして数多くの商売人とも出会った。で、結局、自分が思う、商売で成功するために欠かせないモノはたった一つ。それは「運」だ。

よく「人・モノ・金」とか「天の時・地の利・人の和」なんて言うけど、そういうのが揃っていて失敗する例も数えきれないくらい見てきた。
僕に言わせれば「運・運・運」で、敢えて挙げるとすれば、当たりくじを引くまで折れない心は大切かもしれない。

経営者の力量・人格などは、商売の成功には気休め程度の価値しかないし、タイミングなんてのは後付けで良かったとも悪かったとも言えるのだ。

それは、ホントにそう思うんだけど「この人では難しいのではないか」と経営者として不適なタイプがいるような気もするし、ポストコロナの消費行動の変化は、ビジネスチャンスになるかもしれないとそこはかとなく感じる。

凄く矛盾していているけど、人間の思考形態には、そういう矛盾のせめぎ合いがあるから、悩んだりする訳ね。運至上主義のくせして、組織論者でもあり、マーケットインとか能書きを言ってみたくなる。

なので、これから書くのは単なる愚痴なんだけど、自分がクビを突っ込んでいるビジネスが幾つかありまして、それが、僕の頭の中にある「勝利の方程式」から結構ズレてんのよね。もっともそんな方程式なんてのはファンタジーなんだけど。

僕は組織論としてはマキャベリに近くて「愛される経営者より恐れられる経営者」が正解ではないかと考えていて、自分は八方美人だから経営者失格と思ってる。だから、経営者ではなくて、参謀くらいのポジション向きのはずなんだけど、周りから大将に祭り上げられることも多いし、ポンコツ大将にイライラして謀反を起こした事もあった。

で、何が言いたいかと言うと、自分のファンタジーを満たすために恐怖政治をやるべきなのかなぁ?って事。恐怖政治が大嫌いなのにね。
どれもこれもシビアさが足りないというか、稼ぐぞ!って覇気を感じないというか、人の弱さを軽視しているというか、まあ一番良くないのは自分が金銭的な欲求が薄いのと、運至上主義で、心のどこかで「どうでもいい」と投げやりな部分があるからなんだけども。

考えてもしょうがないし、なるようになるのだろう。だから単なる愚痴。あ〜。もう。なんだかなぁ。でも、だから人生楽しいんだけど。つぶあんにホイップクリームぶっかけたヤツ食って寝る!



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