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ブレーキ5回踏むヤツは見かけないけど

人生にはごく稀に「涙の別れ」などという場面もある。そんな時にハグするのは洋式で、和式なら静かに目と目で言葉を交わす。そんなものかなぁと勝手に考えていて、和式の在り方の根底には「侘び寂び」や「渋み」という文化があると思ってたけど、今般の騒ぎで、ハグとかキスとか握手とかが日本の文化に薄いのは「感染症対策」の習慣からきているのかもしれない。とも考えるようになった。

イスラム教には食習慣や習俗に関する規定も多く、それは砂漠でのサバイバル術が根ざしていたりもするし、文化ってのには経験的であったり本能的な「生きる知恵」が含まれることも多い。

そう考えると、電車で席を譲りたくなくて寝たフリするのも(=体力温存による免疫力維持)エレベーターに駆け込んで来ようとする人がいても「開」を押さないのも(=密室内での飛沫拡散防止)面と向かっては何も言えないけど陰でなら平気で罵るのも(=濃厚接触の回避)様々な日本文化の不親切で陰気な行為についても

感染症対策

と見なすことができるかもしれない。そう思えば怒りもやわらぐ。コビットちゃん教えてくれてありがとう。洋式ならばハグするところだけど、ここは日本だから、ハザード点滅させて感謝の意を表現しときます。中国生まれだから伝わるかどうかわからんけど。

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