盛岡探訪記(本当の)
前回noteで『盛岡探訪記』というのを更新したのだが、盛岡について書きたかったはずなのに、
なぜか盛岡に着く前の深夜バスでの車内の出来事で大半が終わってしまったので、今日は本当に盛岡での旅の記録を書く！
まずは朝ごはん。
盛岡で有名だという『福田パン』というコッペパン屋さんに行った。
朝からあまり食べれないなと思ったので、あっさり&しょっぱいやつで王道の「たまご」をチョイスした。
そして眠かったのでカフェインを摂りたく、コーヒーも1杯100円で売っていたので購入することにした。
1杯100円に味の美味しさは求めない。
とにかく求！カフェイン！譲！眠気！ってな感じだったのだ。
お決まりの方どうぞ、と言われ「たまごと、コーヒーください！」と注文するワタクシ。
カップはレジでお渡しします、とあった。
受け取り口でパンを受け取るワタクシ。
カップを渡されないので、待っていると店員さんの「なにボーっと突っ立ってんだ、早く帰れや」みたいな空気を感じたので、「あ、この中にカップも入ってる感じですか？」と確認すると、注文を受けた店員さんが「あれ？あれ？私、すいません」となっているので、どうしたことか？と思っていたら、私が「たまご」のコッペパンと「コーヒー」のコッペパンを2個買ったと思われたらしい。
これは完全に私の注文ミスだ。
店内のコッペパンのメニューにコーヒーがあることに全く着眼していなかった。
もう一度時を戻して確認してみよう。
お決まりの方どうぞ、と言われ「たまごと、コーヒーください！」と注文するワタクシ。
こりゃあ店員さんが正しい。
芸人なのに混同する言葉を使ってしまった。
「コーヒー一杯ください」とか言うべきだったんだろうか。
反省しながら、「あついのでお気をつけください」とフタに書いてあるのをチラリと見やり、コーヒーをすする。
あっっっつっ！！！！！
いや！あついのでお気をつけくださいって、まぁ言ってもね！そんなことないっしょ！って思うじゃん！
まじであついじゃん！！！
溶岩かなんか入っとんのか？
上アゴがベロッベロになった。
盛岡着いてソッコーで上アゴベロったぞ。
福田パンさんの店員さんのたたりかなんかが当たったんだろうか？
めんどくせえ注文してんじゃねえぞってたたりね。(いや私も飲食店でバイトしてるんでそういうのめっちゃイヤってわかるんだよね)
そんなこんなでなんとかコーヒーを全て飲み切り移動するワタクシ。
次なる目的地は盛岡駅近くにある「マリオス」という展望台。
やばい、もう見るとこねえよ。
12時ぐらいまでここで時間潰す予定だったのにまだ10時半とかだよ。
やばい。目的地2つ目なのにもう暇になった。
どうして時間を潰そうか考えた結果、マッサージ屋に行くことにした。
ねえ、わざわざ盛岡っていう土地にまで行ってやることなんですか。
東京でもできるじゃないっすか。
そんな意見はさておき。
12時から。
ビアパブベアレン材木町というところに移動する。
そう、12時まで時間を潰す必要があったのは、このお店が12時からだからだったんですね！
岩手県の地ビール『ベアレンビール』が飲める醸造所直営のレストラン！
ここは絶対に行こうと決めてた。
目の前には川が流れていて、窓から吹いてくる風が気持ち良くって、昼下がりに飲むビールのうまいのなんのって。
頼んでたつまみも到着した。
揚げたこ焼き。
火傷した上アゴを地ビールで冷やし、それを揚げたこ焼きでプラマイゼロにするという行為。
これをやりながら楽しく飲みまして。
地元の方も話しかけてくださったり、乾杯させていただいたりして、いい気分でバスに乗ります。
次なる目的地。
両方全く桜咲いてませんけれども！！！
そして盛岡発祥の食べ物。
じゃじゃ麺のお店へ。
14時過ぎぐらいに行ったが行列してた
暇だった時に読もうと思って持って行ってた本太田光さんの『芸人人語』を読みながらコーヒー飲ませていただきました。
盛岡一人旅で知らない喫茶店にフラッと入ってカッコよく飲みたかったのですが、王様のブランチのことを「お笑い芸人の誰が本気でやりたいと思うものか」と書いてて、思わず笑ってしまった。
そりゃあずるいぜ。笑っちゃうよ。
そしてここからがいっちばんの本題！
私が盛岡に来た大理由！
憧れの山ちゃんの140！
東京だとチケットの倍率が高くて見に行けないので、ワンチャン日帰りで行けそうな土地の140の先行抽選に応募していた。
そして当選していたのが盛岡公演だったのだ！
当選したら、観光がてらライブを見に行こうと思っていた。
めっちゃくちゃおもしろかったのだが、本当に内容が書けない！！！
とにかくすごかった！としか言えない！
そして帰りは新幹線の終電で帰らなければならなかったので、ライブの最後は時計を気にしながらになってしまった。
20:10に出なければ、そこがデッドラインだと思っていた。
もしその時間になっても終わらなさそうだったら失礼だけど途中で席を立とう。
そう思っていた。
20:03。山里さんはまだ弾丸のように喋っていたが、画面いっぱいに「本日の140はここまで！」と出てきて強制終了になった！
最後までなんとか見れた！
「どうもありがとうございました！」とボスがハケた瞬間に荷物を持って移動した。
会場を出た時刻。20:06。
なんとか終電の新幹線に間に合った。
帰りの車内で140の数々のパンチラインと上アゴのヤケドに思いを馳せながら、帽子を目深に被り、ベスポジを探しながら東京に帰る私なのであった。
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