見出し画像

子供の言うことを聞きすぎると本当に大変なのか?

アドラー子育てをしていると、理想的だけど時間もかかるし大変そう、と言われる。子供の意向を尊重して、夕方以降過ごすとどうなるかを記録してみます。※アドラー子育てでは、子供と大人に主従関係はなく、横の関係。1人の人間として尊重して関わっていきます。



今日は木曜日、私がワンオペ当番の日だ。
18時前に仕事を切り上げて、ご飯の支度を10分でして、迎えに行く…のだけど、今日は18時過ぎまで仕事が伸びて、ダッシュで保育園へ。

18:20保育園に到着して先生のお話を聞いてから子供をピックアップ。
下の子様のバイク1台をもって迎えに行くと、兄弟(※1)喧嘩スタート。ただ喧嘩は私の課題ではなく子どもたちの課題、早く帰りたいのは私の課題なので(課題の分離※2)兄弟で喧嘩を解決させます。助けてとお願いされるまで私は見守ります。(怪我しそうな時は止めるけど)
※1)兄5歳、弟2歳
※2)課題の分離

2人で謎の話し合いを経て、18:30に保育園を出発。
5分歩いたところに猫がいるんだけど、下の子がそれを見たいという。
「お母さんは良いけど、お兄ちゃんがどうしたいか自分で聞いて。」
下の子は兄に謎の交渉をする。兄は頼られると気持ちよくなるタイプなので、なんかOK出した。
次は私が早く帰りたくなる。笑
会話が通じるお兄ちゃんに相談「兄くん~お母さん仕事も残ってるし早く帰りたいんだけど、どうしたら弟くん動いてくれるかな~」
兄「弟くん、猫ちゃんは、弟くんたちの家の近くに逃げたみたいだから、そっちに行ってみない?」
弟「いくー!」とすんなりバイクに乗る。ここで18:45くらい。

19:00前につくと、山のように生協が積んである、いや、これが生命線なので、コープさんには感謝。これを片付けるという一仕事があるんだけど、兄弟が「やりたーーーい!」というので、一緒にやることにする。箱はぐちゃぐちゃだし、卵は割れかけるけど、ダメって言って阻止するより全然スムーズ。ここで19:15。

生協でうどんが来ていたのでそれを茹でて3人で食べる。食べていると、外からどーんどーんと音がする。花火だ・・・「花火みたい~!」というので「ご飯はどうする?うどんだから今食べないとのびちゃう。お母さんは食べて欲しい。伸びたら捨てるからうどんかわいそう。後でお腹が空いてもお菓子はなしだよ。約束守れるなら、後は決めていいよ。」
兄は半分食べて、でも花火が見たくて残す、弟は理解できず全部残す笑

19:30 花火を見る。急いで裸足でベランダに出ちゃったので「足が汚れるからサンダル履いたほうが良いよ」と伝える。兄は履く、弟は無視。笑
花火綺麗だねと2人が喜んでいる。
20時前には終わる、弟は足が汚くてぐずっている(自己責任でしょ笑)
「足、汚れちゃったね。どうしようかな・・・」
と尋ねると「お風呂はいる!」とお風呂に決まる。

20:10すぎお風呂スタート。
魚のおもちゃを沢山持ってきて、お風呂に解き放って、トングでつかむという謎の遊びを始める。私は自分を洗ってその魚だらけの風呂に入る笑
私「ねえ~身体洗わなくていいの?」
兄弟「後で洗う」
私「OK~30分したらお母さん洗濯したいから出るね。それまでに洗ってほしかったら言ってね。」

結果45分彼らは、湯船に入らず、魚で遊んでいる笑
私は出ているので、お互いで身体を洗い始める。
2人が遊んでいる間に保育園の支度と、メールのチェック、Twitterのチェックをする。そうして、みんなの大好きなお父さんが帰ってきた!
それが21:00ごろ。

子供の言うことを聞きすぎてますが、大変ではないかな。
むしろ、彼らが何を考え、どんな行動をするのか見るのが楽しい。
命令しなければ仲間になって協力してくれる。
上手く出来なくても失敗から学習するチャンスが生まれる。
時間やルールに縛られなければ、子育てはもっと楽しくなる。

そう感じた、幸せな夜でした。
パセージの受講が難しい方にはこちらの本がオススメ~

さな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?