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精神疾患をもつ人のパートナーの会@金沢

おはようございます。
昨年の4月
Facebookを見ていてたまたま見つけたイベントページから
この会との出会いが始まりました。

これは私が以前ずっと探していたものでした。
主人が統合失調症と診断された約40年前から本当に探し求めていたものでした。

家族会というものはあるらしい事は知っていました。
一度だけどんな感じなのか参加したこともありました。

けれどもそこでの話はその時の私にはちょっと違和感があり
ここは今私の来る場所とは違うと感じて それっきり参加しませんでした。



この精神疾患をもつ人のパートナーの会@金沢へは
なかなかタイミングが合わず初めて参加出来たのは昨年の6月か8月かと思います。

その会では名前はニックネームで
そしてパートナーの精神疾患名
今日 会で話したい事や聞きたいことなど話せる人は語ります。
決して無理強いや批判などせずにあたたかな包み込んでくれるような雰囲気がありました。

みんな同じ立場の方々なので多くを説明しなくても共感してもらえます。
そして参加者のお話の中で
自分と同じ体験や悩み わからないことなどのヒントが見えたり気づきもあったりします。

具体的に聞きたいことなども参加者の方が参考までにと教えてくれたりと生の情報も得られます。

主人が統合失調症と診断された昔は 本当に情報がほとんど無く途方に暮れ
そして誰かに相談しようにもその人もどうすれば良いのかわからない。
そんな時代でした。

一度だけ電話の無料相談にかけましたが ただただ話を聴いてもらうだけでした。
私が求めているのはそこではなかったのです。

今 私が(妻が)出来ることは何なのか?
こんな時はどうしたら良いのか?
どんな考え方をしたら良いのか?
具体的に何をどうすすめていけば良いのか?
この自分の心をどうやって保っていけば前に進む事が出来るのか?
情報はどこにあるのか?
他の方はどうしているのか?
他にもたくさんの思いで溢れていました。

『どこにも話すところがない』
この時の正直な気持ちです。

その頃の家族会は主に当事者の親や兄弟などで どちらかというと親と当事者の悩みだったと思います。

今時間を共にしている人生のパートナーの立場はまた少し違うのです。
これはその立場にならないとわからないものもあるのです。

約一年 こちらへ参加させて頂き感じたことは
この会の必要性です。
求められています。

毎回のように初めて参加の方がいるということ
そして会の終わりに
「参加して良かった」
「いろいろ勉強になった」
「同じような方がいて自分1人だけではなくて安心した」などの感想が出ます。

理屈ではなく
この現実を見れば
この会の必要性がわかります。

私はパートナーでもあり
当事者でもあるので
この会ではどちらの気持ちも共感出来ます。
必要を感じればどちらの話もするようにしています。

今私が出来ることは
この会を立ち上げた主催者さんのサポートをすることのように思っています。
昔の私は彼女のように会を自ら立ち上げる事は出来ませんでした。
そして思いもつきませんでした。

今現在その真っ最中のパートナーさんが少しでも楽に
そして笑顔になれるお手伝いが出来れば本望です。

この会は40年前の私が求めていた場所でもあります。
私自身もまた皆さんからパワーと情報を頂いています。
とても勉強になります。
これからも出来る限り参加させて頂くつもりです。

もしも気になる方がいらっしゃいましたら会へお問い合わせくださいね。

読んで頂き有難うございました。



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