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傾聴サロンに求められるもの

現在 傾聴サロンを毎月一回実施していますが
大切な趣旨から外れないように
あえて記事にして残しておこうと思いました。
またこれからそういった場所を作りたいと思っている方の参考になれば
と思います。


傾聴サロンは、心のケアや相談を求める人々にとって非常に重要な存在です。
このような場が提供するものや、その運営において求められる要素について考えてみましょう。

1. 温かく迎え入れる雰囲気

傾聴サロンは、訪れる人々が安心して自分の思いや悩みを話せる場所でなければなりません。
そのためには、まず第一に、温かく迎え入れる雰囲気作りが重要です。スタッフやボランティアが笑顔で接し、リラックスできる空間を提供することが大切です。

2. 非批判的な態度

相談者がどのような話題を持ち込んでも、非批判的に受け入れることが求められます。
相談者は、自分の感情や経験を自由に表現できることが重要です。
そのため、傾聴者は常にオープンな態度を保ち、相談者の話をジャッジせずに受け止めるスキルが必要です。

3. 良質な傾聴スキル

傾聴の基本である「聞く力」はもちろん、より深いレベルでの共感や理解を示すスキルが求められます。
具体的には、適切なタイミングでの相槌やうなずき、そして質問やリフレクションを通じて、相談者の話を深掘りする能力が重要です。

4. プライバシーの保護

相談者が安心して話せるように、プライバシーの保護は絶対です。
話した内容が外部に漏れることがないよう、厳重な管理体制が必要です。
また、物理的なプライバシーも確保し、他の相談者やスタッフから隔離された静かな空間を提供することも大切です。

5. 専門的な知識とネットワーク

傾聴者自身が専門的な心理学の知識やカウンセリング技法を学んでいることが望ましいですが、それ以上に、必要に応じて適切な専門機関や医療機関に繋げるネットワークを持っていることが重要です。
相談者が必要なサポートを受けられるよう、的確なアドバイスやリファーを行う能力が求められます。

6. 継続的なサポート体制

傾聴サロンは一度きりの場ではなく、継続的にサポートを提供できる体制を整えることが理想です。
定期的なフォローアップや、相談者が再度訪れた際に前回の相談内容を把握していることが、信頼関係の構築に寄与します。

7. 自己ケアの促進

最後に、傾聴者自身の自己ケアも重要です。
相談者の話を聴く中で、傾聴者も心理的な負担を感じることがあります。
定期的なスーパービジョンやカウンセリングを受け、自分自身のメンタルヘルスを保つことが、長期的に質の高いサポートを提供するためには不可欠です。

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傾聴サロンは、多くの人々にとって心の支えとなる重要な場です。

ここで述べた要素をしっかりと取り入れることで、訪れる人々が安心して自分の気持ちを話し、サポートを受けられる場を提供することができるでしょう。



何かをしたいと思った時
ただやみくもに始めるのではなく
最低限気をつけることは知っておくことが大事だと思います。
それが継続していくために大切なことだからです。

慣れてくると ついつい忘れがちになる事なので
定期的に振り返る時間を作り
自己チェックしたり仲間と話し合いをしていきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。












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