SANの生い立ち②

こんにちは。会長のねずみです。

前回の記事に引き続き、SAN10周年を記念して、生い立ちをふりかえっていきます。


前回は交流会を始めたところまで書きました。

その交流会があるとき大きな変化をしました。自然学校だけでなくいろんな分野の方たちを交えた「異文化交流会」にしようということになり、それぞれが繋がっていて、且つ「自然体験」に興味のありそうな方たちに声をかけて交流会を開催しました。

今まで10名程度だった交流会が40名程の集まりになりました。

出版社、化粧品会社、フリーライターなど自然学校以外にもさまざまな方たちが集まり、とても盛り上がった会だったと思います。

ただ、その交流会が終わった時に我々が感じたこと。

それは「自然体験」をキーワードに集まっていたはずなのに他の業界の方たちに飲まれてしまっていた。数は圧倒的に多かったのに、語られた内容に圧倒されてしまった。このまま異文化交流をしていくと「自然体験」は飲み込まれて無くなってしまうかもしれない。

ということでした。

異文化交流も大切だが、自然体験をキーワードに集まって「自然学校」として語って勝負できる力を自分たちにつけなければいけないということになりました。

各団体では、一事業の責任を負うディレクターとしての自負があったもののまだまだ井の中の蛙であったのかもしれないと気づかされたのです。

そこで、次回はまた「自然学校の中堅職員の会に戻そう」ということになったのでした。

そして日は変わり、集まったのは某野外教育施設のグラウンド。この日にSANが生まれるきっかけができたのです。


それはまた次回。生い立ち③で記します。お楽しみに


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