私がヒッチハイクをした時の話(前半) ~東京から京都へ~

今回は、私がヒッチハイクをした時の話について書いていきます。

初めてヒッチハイクをしたのは大学1年生の冬休みです。大学の冬休み中だったため毎日が暇で何か面白いことをしたいと思っていました。

「お金がなくてもできる面白いこと」で検索をしたところ、ヒッチハイクについての記事にヒットしました。少し前からいつかやってみたいなぁと漠然と思っていたので「これじゃん!よし行こう!」と即決しました。

行先に決めたのは京都。理由は遠距離恋愛中の彼氏に会うためです(笑)彼氏には事前に言いませんでした。心配するだろうし、サプライズの方が面白いかなと思ったからです!

早速準備を開始しました。必要なものをネットで調べたら「リュック」「スケッチブック」「太いマジック」さえあれば大丈夫だと書いてあったので、その日に無印良品に買いに行きました(笑)

これで準備万端!丁度アルバイトも入っていなかったので、やると決めた2日後に出発しました。

最初にヒッチハイクをした場所は、都内で有名なヒッチハイクの聖地「用賀」からスタートしました。

さあ!スタートだ!と用賀に着いた瞬間「こんなに車がいっぱい通っているところでスケッチブックを掲げて立つなんてできるはずがない…。」最初は死ぬほど恥ずかしく、近くにいたおじさんに話しかけ、世間話を30分くらいしていました。(笑)でも最初を乗り越えないと次へ進めない!と自らを奮い立たせ、勇気をもって「海老名方面」と書いたスケッチブックを高く掲げました。

10分もしない間に記念すべき1台目の車が止まってくれました。30代くらいの男性でした。その方自身も学生時代によくヒッチハイクをしていたらしく様々な話を聞かせて頂きました。海老名SAまで乗せて頂きました。女1人のヒッチハイクは危ないこともあるから自分から声をかけた方がよいとアドバイスを頂きました。

そのアドバイスを受けて海老名SAで、同い年くらいの男子大学生5人組に声をかけたところ、快く乗せてもらうことができました。車の中でカラオケをするレベルで仲良くなりました(笑)その方達には足柄SAまで乗せて行って頂きました。

足柄SAエリアでも何人か声をかけましたが、断られてしまいました…。30分程どうしようかと悩んでいたときに、男性3人組の方が声をかけてきてくれました。「3人乗りのトラックだけど乗ってく?」この言葉に涙が出そうでした…!!車の中で、大学生活の話や自分の悩み、将来への不安を話したら、「将来は自分の力でどうとでもなるし、頑張ってさえいれば必ず誰かが見ていてくれる」そう教えてくれました。これから人生長いんだ、良くするも悪くするも自分次第だ!そう前向きになれました。その方達とは牧之原SAまで乗せて行って頂きました。別れ際、少し不安そうな私に「頑張れ!」と声をかけ、手を振ってくれました。それを見たら不安はどこかへ飛んでいき、「京都まではなんとしてもたどり着くぞ~!」という強い気持ちをもって再スタートすることが出来ました。


前半はここまでにしておきます~!まだまだヒッチハイクの旅は続きます。


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