見出し画像

VroidとVRChatとUnityとblenderをほぼ0から触って10日間の結果

 ここ数日というか、ほぼ毎日何かを一つをアップデートする。何かしらの成果物を出すという事を行ってきました。一つ一つ何をどうしたのか書いていければと思います。

・根気がないけど自分のモデルが欲しい!作りたい!
 これは完全なる真理じゃないかと思います。僕も当初はblenderで数回にわたってモデルを作ってはやり直して良い所まで行った後は、UV展開だとかマテリアルだとかテクスチャだとかで心が折れて放置しました。
 Vroidであればblenderに比べればほぼ一瞬でキャラクタを作成する事ができます。基本は何もない状態からのデザインとなる為、キャラクターデザインを起す、ないしはその場で作り上げるといった工程が必要になります。そこは性癖だったり好みを全力で押し出して、恥ずかしがらずに自分の娘ないし俺が一番可愛いんだと胸を張りながら作りましょう。

画像1

 はい、これがDJしてる時のさむさんです。さむさんなんです。これが3D モデルの前提となるデザインになります。僕の場合はこのキャラクタに寄せていく作業となります。そのあたりについては以前書いた記事にも書きましたが、Vroidの最初にぶつかるのが髪の毛のエディットです。サンプルが無い為自分でこんなもんかな?と書いていく必要があります。マウスで髪の毛を引いてなんだこれちょっと違うぞと思った人が大多数だと思います。安心してください。僕もなんだこりゃと思いました。
 そこで重要なのが自分でアンカーポイントを調整する方法です。とりあえず髪の毛を引いた後に自然になるようにアンカーポイントを調整していきます。これなら意図した髪の毛の流れを作る事が出来ます。太さと厚みを調整する事を覚えれば前髪や後ろ髪は簡単に作れると思います。

 さむさんは現時点で4回のバージョンアップをおこないました。初期モデル、髪型のレイヤーを追加し本絵に近づけたさむさん、ヘッドホンに干渉していた髪の毛を調整し、干渉し辛くしたさむさん。三つ編みに髪型変更したさむさんです。いきなりわからん事を実践するのではなく、一旦これでも十分可愛いという状態を作ってから、一つづつ一つづつバージョンアップしていきました。

画像2

 髪型が変わったアピールするさむさん

画像3

 三つ編みになりました。
 という感じで、いきなり完成系を目指すより、段階を踏んでバージョンを上げて行った方が、良い結果を産むというか、折れて完成しないと言う事が無いんじゃないかなと思いますので、まずはこん位!っていうのを試してみましょう。絶対可愛くなります。さむさんがかわいいので。

・VRChatと仲良くなる
 実はそんなに仲良くはなれていません。まず、意外とビジターからnewuserへの道が険しかったように感じました。いつの間にかなっていましたが。知人に日本人が集まるサーバーに連れて行ってもらい、色々な方とお話したり魔法を見せてもらったりとしていたら解放されていました。
 アバターのアップロードに関してはUnityの方で後述しますが、VRCもまずはアップロードから、視線の調整、表情の調整と段階を踏んで実装をしていきました。
 VRCで人との交流はまだ少ししか出来ていませんが、何より自撮りが楽しい。とにかく楽しい。カメラマンであり被写体でもあるという不思議な状況になってとにかく可愛い自分の写真を撮りまくっています。すぐに飽きるのかなと思いましたが、新しい自分をアップデートする度にVRCへアップロードし、可愛い自分を自撮りする。新しい撮影ワールドを見つけるといった形で、VRC上のカメラの使い方も随分理解を深める事が出来ました。楽しいったら楽しい。可愛いモデルを手に入れた貴方は自撮りをすべきだ。

画像4


・blenderと友達になる。
  先日眼鏡をモデリングしてUnityで実装をするという配信を行いました。
以前zenさんの動画を見てblenderを勉強した時は2.79で今回作業したのは最新版の2.8以降です。操作関係がまるで違っていてキレそうになりましたが、一からZenさんの2.8版のblender講座を見て操作を確認したら出来るようになりました。ありがとうございます。

画像5

 モデリングはすぐに出来上がりましたが、スケールを間違えていた為にUnityに入れ込んだ結果遠近感がぶっ壊れてわけわからなくなるといった事が起こりました。ただ一度やったおかげで次からはスケールの設計ミスによるなんか変は回避できるんじゃないかと思います。
 また、VRMをblenderに読み込ませて調整をし、beatsaberで動かせるモデルを作ろうと試してみましたが、前提知識が足りていな過ぎた為に早々に折れました。そう言う事もあります。折れた場合はそのうちやる気になったらやればいいんです。やれる事を増やしていきましょう。
 モデリングの基本系はほぼ理解したと考えています。ですが複雑な物やボーンの設定、UVやらなんやらとやりたい事の為には覚えなければならない事がいくつかあるので、簡単な事から進めて行きます。最終的には簡単な事の積み重ねで完成します。わかっている事の積み重ねは割と出来るので頑張ります。

・んでUnityって何なんだ?
 Unityは夢が詰まっていて何でもできる場所みたいな物だと思いましたが、まず何が何だかわかりません。ただチュートリアルは無限にあります。これがしたい!と思ったらこうすればこうなる!という答えが沢山出てきます。それに倣います。まずは動くものが重要です。
 今回Unityで行ったルーチンは
 ・UniVRM-0.55.0_ce1c.unitypackageのインストール
 ・VRCSDK2-2020.06.16.20.54_Public.unitypackageのインストール
 ・VRCAvatarEditor_beta_v0.3.0.1.unitypackageのインストール
 毎回これを行いました。UniVRMはVroidで制作したVRMをUnityで読むためのアドオンです。VRCSDK2はVRCへUnity上で設定したモデルをアップロードする為の物。VRCAvatarEditorは表情のエディットを簡易化してくれる非常にありがたいアドオンです。
 VRoidで調整したモデルをUnity上に読み込ませ、ヘッドホンと自作した眼鏡を頭のボーンに突っ込み、座標を調整して実装します。その際にマテリアルの設定を行いテクスチャをはったりなんだりします。VRC関連の作業を行う場合はUnity2018.4.20f1を使用します。これで新しいプロジェクトを作り上記したアドオンを一通り入れる所から初めてモデルを入れ込んでから色々と触ってみています。Unity自体が理解できていなくてもそれでやりたい事は出来ているので、一旦はOKです。
 専門用語がわかっていなくて、ヒエラルキィやインスペクタなど言われてもわからんと最初思っていましたが、今ではわかるようになりました。やっていればなるほどここの事ねと起動する度に知識が増えていきますので是非触るところから始めてみましょう。

・3Dモデルを手に入れてやったこと
 VRChatで自撮りをしまくっているのは前述しましたが、改めてこんなに可愛く取れてるので見てやってください。ちなみに取った写真はもう500枚程になります。

 次はもちろん踊りたいよなぁ!と思って踊ってみました。ソフトはVRMLiveViewerを使用させて頂きました。めちゃくちゃにキレイなダンスモーションとUNITYちゃんが歌って踊っているのを眺めていたあのステージで曲が歌って踊れています。ただただ純粋に感動するし、歌って踊ってる自分があまりに可愛すぎて何度も再生していました。皆さんも自分を動かしてなんども再生してしまう状態になってください。

 Vmagicmirrorというソフトを使って、自分をデスクトップ上に表示させて作業させることが出来る最高のソフトを教えて頂きました。ただこれで一番最初に思いついたのが、音ゲー配信ができると思ったので実際に動画にとってみています。これは面白い。あと常に横にいるとドキドキできます。

 というか、ゲームをプレイするさむさんも一つ上に行きたい。ゲームの中に入れるじゃんと思って入れるゲームを買いました。

 眼鏡と髪型でモデルのバージョンがわかりますね。通常のボストンをかけているのが初期モデルです。眼鏡がアンダーリムになってからが第二世代。髪型が広がってるのが第三世代。三つ編みが第四世代です。
 自撮りをし続けていると、現実に立たせたくなります。と言う訳で写真と動画を作りました。

画像6

他にも、早々に確認の為にログインしたバーチャルキャストですが、文字をおろしたり、DJ用のレイアウトを行っていなかったのでテスト配信を行いました。

 無事上から文字が降ってきた時の感動たるや無かったです。途中色々とアドバイスをしに遊びに来てくれた方がいらっしゃったんですが、別れ際に写真を撮りましょうと言われ、すぐに顔を近づけに行くというような行動をとった自分に驚きと慣れを感じました。それはそれで良いと思います。
 自分でもよくやったもんだと思いますが、ここに列挙した写真や動画、配信は全てここ10日ほどの間で行った事です。毎日毎日何かを作っては友人達に見せて、どうじゃかわいかろ?と言ってみたり、ついったーに進捗の特に可愛い物を選別してアップしてみたりと楽しんでいました。懐かしい地元の友人が絵を描いてくれて送ってくれたりもして宝物も増えています。

 今更ちょっと……は無いです。やってみると面白いのでやってみましょう。ただ、こういった作業というかモチベに繋がる自分が可愛いと思う行為について精神的に合わない人も居ると思います。そういう人には正直お勧めはしません。可愛い女の子が見たい人は可愛い女の子を見て入れば良いんだろうと思います。後、圧倒的な希望をもって始めるのもやめた方が良いかもしれません。僕は全部何か面白い事を行うための準備に近く、何かやるなら準備できてますぜというスタンスを作りたいのが第一条件というか、ゴール地点でした。
 3Dモデルも準備して配信の準備もして、ではVtuberになるんですか?といわれても別にVtuberは見るのは好きだけれどもやる事に対しての興味はないというか。それはまた別の話になってしまいます。まだ見ていない世界を見て体験するのが一番重要で、モデル制作もUnityでの作業もVRChatでの経験も全部体験を強化したいという所にあります。やったら絶対面白い訳でもないので、先が見えない物なのに飛び込もうとするのはお勧めできないです。
 ただ、やりたい人はぜひやるべきだし、幸せを手に入れに行くことは可能かと思います。以外と第一歩を踏み出せれば簡単なので、難しい事は後回しにして、楽しみましょう。髪の毛揺らしたりもあとで良い!後で!

 長くなりましたが、ここ数日でさむさんが経験したことでした。明日もなんか作ります。

*8月に開催されたVRDJのイベントに実際に参加しました。

 ギターを0からモデリングしてVCI化して弾いてみたよ(弾いてはいない)

クラブカルチャーに影響されたさむさんです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?