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第1回「御朱印の未来を考える会」全国の神主さんお坊さん30名と2時間半語り合いました

昨日2024年3月12日は、「御朱印の未来を考える会」をオンラインで初開催。

ホトカミの公式アカウントを活用されている全国の寺社さんから34名(神社14社、お寺20件)が参加されました。

本編90分に質疑応答1時間(希望者のみ)の合計2時間半。
半分以上の方が、最後まで残ってくださいました。

いつもホトカミで拝見している寺社さんや、広告出稿して下さっている寺社さんが集まっていて、オンラインオフ会のような気持ちで、皆さんと御朱印について、たくさん意見を交換しました。

■次回のお知らせ
「御朱印の未来を考える会(デザイン編)」寺社様向けオンライン勉強会

講師・進行: 吉田 亮(ホトカミ運営代表)
開催日時: 2024年4月18日(木) 19:00 - 20:30
参加形態: Zoomを使用(顔出しなし・耳だけ参加可)
参加費: 無料


御朱印の未来を考える会を開催した理由


①ホトカミでは、おそらく日本イチの2万寺社以上の御朱印を紹介しています
つまり、たくさんの情報が集まっています。
その月だけの限定御朱印の情報も常時200件以上紹介しています。

②三重県の四天王寺さんの御朱印をサポートさせていただいています
どんなデザインが人気かに加えて、現場での対応方法なども熟知しています。

つまり、御朱印についてとても詳しいです。

③100年後に神社お寺を残していくために、御朱印を良い文化にしたい!
これが大きな目的です。
ホトカミで御朱印の情報を検索する方が、とても多いです。
多くの方に、御朱印の情報をお届けしている責任も感じています。

だからこそ、皆さんと一緒に考え、実行していきたいと思い、開催しました。

御朱印の過去・現在・そして未来へ


以下、今日の勉強会の内容の抜粋です。
いつも通り、倍速再生な早口でこれだけの情報を1時間で皆さんにもチャットに書き込んでもらいながら、お伝えしました。

・人はなぜ御朱印を求めるのか?


皆さんにも考えていただいた後、以前インスタグラムで500名にアンケート取った、御朱印を始めたきっかけについてのデータを公開しました。

①家族・友人
②芸能人・テレビ
③素敵なデザイン
④お参りの記念が多くの方が御朱印を始めたきっかけです。

そのうち、デザインや文字の違いなど、御朱印にそれぞれ楽しみを見つけて、
どんどん御朱印巡りをされる方が多いです。

・最新の御朱印数の傾向
ホトカミのデータや事例から分かる最新の御朱印業界の状況を共有しました。

2021年9月で約2000万人に達した御朱印人口は増え続けています。
昨年の5類に移行して以降、「そうだ京都にいこう!」と京都のお寺で御朱印デビューする方なども多いです。

しかし、一人当たりの御朱印を受ける数は減っている傾向にあります。
物価の上昇、仕事が忙しくなった、寺社以外のディズニーランドへ行ったりの時間が増えた、などが背景にあります。

御朱印人口は増えているが、一人当たりの数は減っていることを総合すると、
増え続けていた御朱印は、昨年あたりで高止まりしているかなという印象です。

今後も大きく増えることも、減ることもないまま推移していくと思います。

・3つの社会変化


神社お寺業界で起こった大きな変化についてお伝えしました。
①インターネット活用が広がった
「ネットに情報がない寺社は、存在しないのと同義」 (大阪の大規模寺社の教化担当の言葉)

②特別な御朱印が増えた

③格差の拡大
・氏神神社から崇敬神社へ 
・檀「家」から「個人」へ
・ご祈祷、供養は集団から個別へ(団体→個人)

今日参加された皆さんも体感されているようでした。

・どんな御朱印が人気?
参加者の皆さんにも教えていただきました。
まとめると、月替わりで、季節感があり、直書きで、こだわりが込められている御朱印が人気です。

御朱印を一過性のブーム、スタンプラリーではなく、御朱印文化として続けていくために大切なことは?
「御朱印を通じて、何を伝えたいか?」

例えば、
・教え(神道・仏教)
・歴史や文化財
・地域の魅力
・想い
・こだわり / 熱量
などが大事ということも、あらためてお伝えしました。

・これからの御朱印は?
いろんな具体的な展望を聞かせていただきました。

そのなかでも大切にしたいのは「手を合わせること」。
これは以前、鎌倉の円覚寺の横田老師に教えていただいたことです。

・寺社のファンを増やすには?
会話が大事。

目の前でお話しながら直接、御朱印を書くのが最も想いが伝わる、ご縁が広がることもお伝えしました。

また会話のきっかけとして、ホトカミサポーターさんがデジタル会員証を見せるといただける「お気持ちで特典」についても紹介したところ、すぐに10寺社さんも協力したいと名乗り出てくださいました。


・効果的な情報発信のコツは?
まずは、ホトカミが毎月100万人に見られる仕組みを紹介しました。
Google検索で「限定御朱印」「病気平癒 愛知」「安産祈願 宮城」「坐禅 山梨」「法話 東京」など、どれも一番上とは限りませんが、神社寺院の情報を検索すると、ホトカミのページがたくさん表示されます。

そこで、ホトカミの寺社ページの情報を充実させることが大事です。
全部こちらのページに書いてあります↓



①告知を投稿
まずは、限定御朱印の告知テンプレートで、御朱印への思いやこだわり、必要な情報を伝えるコツを紹介。

また人が集まるためには、早めに告知・準備の様子を紹介・無事に開催しました報告が重要であることもお伝えしました。

②日常を投稿
インスタグラムとホトカミへ全く同じ内容で構いません。
神社やお寺の日常を伝えていくことの大切さを強調しました。
僕もすべてのSNSで同じ内容を投稿しています。

③ホームページ作成ツール
お守りなどの授与品、さらにはご祈祷や納骨堂などの詳細情報も掲載できるホトカミのホームページ作成ツールについても使い方も含めて紹介。

④全ページ優先表示広告
さらに、認知度を上げるための各都道府県3寺社限定の全ページ優先表示広告についても紹介しました。既に半分くらいの枠が埋まっています。

・御朱印のデザイン(次回4/18に向けて)


次回は御朱印のデザインをテーマに開催することやその内容をお伝えしました。
早速、質疑応答でも御朱印のデザインについての話題で盛り上がりました。
皆さん抱えている悩みは同じなんですね・・・次回また語り合いましょう!

https://forms.gle/fxBA2UB5cRArPHV8A

・御朱印は日本らしい文化
最後に、僕個人の御朱印への想いを伝えました。


①御朱印は和歌のように一定の型がありながらも、工夫することができる

②御朱印は誰でも受けることができる。
知識がなくても、誰でもたのしめるけど、知識があればよりたのしめる。

③世界にひとつだけ。
神社お寺ごとにデザインは異なるし、直書きの御朱印はすべて一点ものです。
さらに、時間(日付)も記録される、その限定性もオンリーワンになります。

100年後に神社お寺を残していくために、御朱印を良い文化にしたい!
と、そんな言葉で締めて、90分は終了。

その後、1時間質疑応答では、御朱印の告知方法、全国の神社お寺のためにという気持ちで四天王寺の倉島住職と一緒に御朱印に取り組んでいること、印鑑を制作する方法、新しい技法など、大盛り上がりで語り合いました。

次回もぜひご参加ください!

■次回のお知らせ
「御朱印の未来を考える会(デザイン編)」寺社様向けオンライン勉強会

講師・進行: 吉田 亮(ホトカミ運営代表)
開催日時: 2024年4月18日(木) 19:00 - 20:30
参加形態: Zoomを使用(顔出しなし・耳だけ参加可)
参加費: 無料


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