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Go to トラベルを実施するのは、まだ早いか?

マレーシアをクビになったカズです。

マレーシアに3年海外赴任しましたが、
新型コロナウイルスの流行で会社を解雇された
冴えない元サラリーマンです。

今回は日本政府が7月22日より実施を発表した、
Go to トラベル キャンペーンを実施するのは
まだ早いのか? それとも延期すべきなのか?
ということを説明していきます。

まず先に結論から言うと
Go to トラベル キャンペーンは
予定通り7月22日より実施した方がよいです。
(以降より Go to トラベルに統一して記載します。)

残念ながら東京を発着する
もしくは東京在住の方は
Go toトラベル対象から除外されてしまいました。
(7月16日時点での発表)

Go to トラベルを予定通り7月22日に
実施したほうかよい理由を説明する前に、
簡単にGo to トラベルとはどんな
キャンペーンなのか説明して行きます。

Go to トラベルの簡単な説明

・旅行代金の半額相当の補助

7月22日から旅行代金の半額相当を補助して
国内旅行をしてもらい
新型コロナウイルスで大打撃を受けた
日本の観光産業を助けるという目的です。

・宿泊旅行なら最大2万円相当補助

1泊2日以上の旅行なら50%割引で
最大2万円相当が補助になります。

しかしまだ旅行代金の50%の
割引とはならないです。

7月22日から9月1日までは
実際は旅行代金の35%が割引になります。
(9月1日はあくまで予定となっております。)

残りの15%の割引は、
旅行先で使える地域共通クーポンの
発行になります。

しかし地域共通クーポンの準備が
整っていないので9月1日以降になっているのです。

・例えば1泊2日の旅行代金が1万8千円場合

旅行代金が1万8千円の場合は、
35%の割引だと6300円引きになり
実際は1万1700円になります。

残りの15%は
2700円相当は旅行先で使える
地域共通クーポンになります。

しかし地域共通クーポンは
まだ準備が整っていないために発行されません

・日帰り旅行は最大1万円相当補助

日帰り旅行の場合も同じように
旅行代金の半額相当で最大1万円相当まで
割引されます。

・半額相当という言葉に注意

旅行代金の半額相当が割引になります。
しかし半額相当という言葉に注意してください。

・50%割引の内容

・35%が旅行代金の割引額
・15%が旅行先で使える地域共通クーポンの発行になります。

合計で50%の割引相当になります。

・地域共通クーポンはまだ使えない

旅行代金の15%分が発行される
旅行先で使える地域共通クーポンはまだ発行されません

観光庁の発表のPDF資料によると
地域共通クーポンは9月1日以降準備が整い次第で
使用できるようになると記載されています。

・当面は35%の旅行代金の割引

地域共通クーポンが使えるようになるまで、
当面の間は旅行代金の35%が割引になります。

それでも旅行代金が安くなるのはありがたいです。

・利用回数と2泊以上の宿泊

利用回数の制限はありません
しかし事業の予算がなくり次第終了になります。

・2泊3日以上の旅行

1泊2日以上の旅行であれば
50%相当の割引が適用されます。

しかし上限は2万円相当になりまが
地域共通クーポンが使えるようになるまでは
35%の割引になるので注意してください

Go to トラベルの詳しいことを知りたい方は
下記よりご確認ください。

https://note.com/samuraikaz/n/n074ac13268c2

新型コロナウイルスの第2波の流行が
首都圏、関西圏に見られます

しかしGo to トラベルは予定通り実施した方が良いです。

Go to トラベルを予定通り実施した方が良い理由

・理由1 旅行業界を喚起

すでに多くの皆さんもニュース等でご存知と思います。

有名観光地やホテル、旅館業、
それに観光地周辺のお土産店、飲食店は
緊急事態宣言の間ほぼ開店休業状態でした。

今現在も旅行客が以前のように
戻っていないのでこのままで行くと
近い将来多くの宿泊施設、観光地のお土産店、飲食店等は
倒産、廃業になってしまいます。

またJR各社、地方鉄道、ANA、JALなどの
国内旅客輸送の会社も同じように極端な減収減益です。

日本に住んでいる私たちが
お金を使わなくては経済はますます冷え込んで
私のように失業する人も増えてしまします。

・理由その2 ワクチン完成を待っていたらいつになるか不明

世界各国の医薬品メーカーが
新型コロナウイルスのワクチン、特効薬等の
開発を進めています。

しかし今現在
有効なワクチン等ができるまでは、
まだ1年以上がかかる見通しとなっています。

新型コロナウイルスの
ワクチン、特効薬ができるまで
新型コロナウイルスと共存して
生活しなくてはなりませせん

Go to トラベルを実施を7月22日にするのは
まだ早いという意見も多くあることは
もちろん私も知っています。

ではいつになったらGo to トラベルを実施すれば
良いのか誰か明確な回答を言える人がいるでしょうか?

新型コロナウイルスの感染拡大は
特に東京、大阪を中心に起きていることで
ほとんどの県では新型コロナウイルスの
第2波の流行は見られていません

・理由その3 宿泊施設は感染対策を徹底している

Go to トラベルに参加する
宿泊施設、ツアー会社等の事業者は
新型コロナウイルスの感染防止作が義務付けられています。

検温、手指の消毒に加えて
飛沫が飛び散らないように
仕切りのアクリル板の設置、客室の毎回の消毒など

授業員のフェイスシールド、マスクの着用の義務付けです。
それに加えて従業員の健康管理にも気をつくています。

また宿泊先での食事でも
席と席の間隔を広くしたり
個室の場合は換気を徹底して行います。

感染対策をあげたらキリがなくなるほど
徹底して行っています。

それは宿泊施設にとって
万が一宿泊客、従業員に新型コロナウイルスの
陽性患者を出してしまうと風評被害などで
今後の営業がさらに厳しいことになるからです。

まとめ

マスコミ等で
新型コロナウイルスの感染拡大が収まってから
というのは一体いつのことを指すのでしょうか?

今秋に新型コロナウイルスの感染者が
減って旅行などができる保証は分からないはずです。

北米、南米のように新規感染者が
毎日数千、数万人規模なら
もちろんGo to トラベル自体には反対です。

またニュース等で報じられている
接待を伴う夜の店のように
極端に濃厚接触したり、
グラスの回し飲みを複数人で繰り返してしまえば
新型コロナウイルスに感染する確率は
非常に高くなることは少し考えればわかることです。

しかし新型コロナウイルスの
ワクチン、特効薬ができるまでは
共存して生活しなくてはならいのは事実です。

私は決して新型コロナウイルスを
風邪のように軽視しているのではありません
また私の知り合いには医療従事者がいるので
医療従事者に対しても大きな負担をおわせたいと思ってもいません。

ここで私が提案したいのは
各都道府県ごとに独自で行っている
Go to トラベルの地方自治体版を使うことを提案します。

(各地府自治体によって補助される金額や
キャンペーンの日時が違います)

お住まいの都道府県の観光地や宿泊施設を利用することで
他県で白い目で見られるよりは
地元の観光地でリラックス、息抜きすることをおすすめします。