見出し画像

車いすを押すひとになりたいの

ある日の一コマです。
いつものように、車いすを押していました。

「あなた、こんな私の車いすを押しても、全然楽しくないでしょ。
でも、私は、本当は車いすを押してあげる人になりたいのよ。」

99歳の方が、そうおっしゃいました。

自分が当たり前のように行っているひとつのことが、ほかの誰かがみたら、とってもうらやましいことかもしれません。
 
 歩けなくなった今でも、誰かの役に立ちたくて、そうおっしゃる利用者様の言葉でした。

 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?