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calm_mango511
車いすを押すひとになりたいの
ある日の一コマです。
いつものように、車いすを押していました。
「あなた、こんな私の車いすを押しても、全然楽しくないでしょ。
でも、私は、本当は車いすを押してあげる人になりたいのよ。」
99歳の方が、そうおっしゃいました。
自分が当たり前のように行っているひとつのことが、ほかの誰かがみたら、とってもうらやましいことかもしれません。
歩けなくなった今でも、誰かの役に立ちたくて、そうおっしゃる利用者様の言葉でした。
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