FeloがあればAIはこれだけで十分?驚きの機能と使い勝手を徹底レビュー
最近数多のAIが出現していますが、そんな中でも注目を集めているのが「Felo」です。
Feloは、無料でも高度な機能を備え、有料版ではさらに多機能な体験が可能になります。
この記事では、Feloの基本機能から、有料版のメリットまでを徹底解説。AI初心者でも手軽に利用でき、課金すればこれ一つで他のAIツールを置き換えられる可能性もあるFeloの魅力をご紹介します。
特に、会社でAIツールを検討しているけど、何を使ったら良いかわからない・・というAI初心者の方にはぜひ見て欲しい内容となっております!!
この記事にぴったりな人
・Feloの機能を網羅的に知りたい方
・有料課金(月額2,099円)するとどのようなメリットがあるのか知りたい方
・いろんなAIツールがあって選ぶのに疲弊している方
今回の担当
なお、YoutubeでもFeloの解説をしておりますので、こちらもあわせてご覧くださいませー!
1. Feloとは?基本機能の紹介
Feloは、検索機能を主軸としたAIツールで、ユーザーが求める情報を迅速かつわかりやすく提供してくれます。Googleのように検索するだけではなく、検索結果を自動でまとめてくれる点が特徴です。
試しに、2025年の法改正の状況について聞いてみましょう。
わかりやすくまとめてくれましたね!構造化もされていていい感じです。
ただ、ここまでは過去に紹介したGensparkと大きな差はないように感じます。しかもGensparkにはSparkpage機能といって、より詳しくまとめてくれた機能もありましたよね。。
※詳しくは以下の記事をチェック!!✏️
それでは、Feloはどのような点で他の検索型のAIと異なるのでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います!
検索結果の可視化機能
Feloでは、検索結果をただ提示するだけでなく、マインドマップとして視覚的に整理された形で提供することができます。
ボタン一つでこのクオリティ、すごく見やすいですよね👀
また、生成されたマインドマップはそのままダウンロードも可能なので、即座に資料として利用できます!
※v0とかもそうなのですが、生成してダウンロードできないとかなり不便ですよね・・
スライド作成機能
さらに、検索結果をもとに自動でスライドを作成する機能も搭載されています。これは、デザインも豊富であり、少し待つだけでプレゼン資料が簡単に完成します!
良いですね!ただ、そのまま使うにはちょっと情報量とか諸々足りない感じがしますね。。
パワポ形式でダウンロードができるので、ダウンロードしたファイルをCanvaなどの編集ソフトで手直ししてあげると、より活用がしやすくなりますね!
今までは、たとえばGensparkやPreplexityで取得した情報を、Gammaなどの別ツールと連携する必要がありましたが、Feloはそれを一気通貫でできてしまう、、なんて男前なツールなのでしょうか
検索のカスタマイズ
Feloでは検索対象を選択するこも可能です。
どういうことかと言うと、特定のプラットフォーム(例えばX(旧Twitter))に絞った検索などが可能なのです!これにより、マーケティング活動やSNSでのトレンド調査がかなり捗りそうですね!
これは、他の検索型AIには見られないFeloならではの機能です。
2. Pro検索機能
有料版(月額2,099円)にアップグレードすることで、Pro検索機能が使えるようになります!
※厳密に言うと、無料版でも一日5回まで使えますがあっという間に消費します。
Pro検索機能とは、ざっくり言うと検索&アウトプットの精度がさらに向上する、というお話です。
抽象度が高いので、今回は実際に有料課金して検索精度の比較をしてみましょう!
Pro検索の実力
まず、Pro検索機能について、公式ではこのように記載されています。
ざっくり言うと、検索の質も向上し、アウトプットもよりわかりやすくということです。
試しに、2024年10月1日のOpenAIの発表について、無料版とPro検索の出力を比較してみました。
・無料版の出力
2024年10月1日に行われたOpenAIの発表について、以下の主要な内容が発表されました。
## **Realtime APIの導入**
OpenAIは新しい「Realtime API」を発表しました。このAPIは、リアルタイムで音声を使ったマルチモーダルな体験をアプリケーションに組み込むことが可能です。これにより、ユーザーは自然な音声対話をリアルタイムで行うことができ、従来の音声アシスタントに比べて遅延が少なく、よりスムーズな会話が可能になります[3][4]。
## **新しいAIモデル「o1」のプレビュー版公開**
OpenAIは新しいAIモデル「o1(オーワン)」のプレビュー版を公開しました。このモデルは、論理的思考やコーディングの評価において優れた性能を発揮することが期待されています[1][15]。
## **Advanced Voice ModeのAPI提供**
OpenAIは「Advanced Voice Mode」をAPI経由で提供することを発表しました。これにより、開発者はスムーズな会話を可能にする機能を自分のアプリケーションに組み込むことができます[2][3]。
## **モデル蒸留(Model Distillation)**
OpenAIは「モデル蒸留」という新しい方法を導入しました。これにより、小規模なモデル(例えばGPT-4o mini)の性能を大規模なモデルの出力を用いて向上させることができます。このプロセスは従来よりも簡便でエラーが少ないものとなっています[6][9]。
## **その他のAPIアップデート**
- **プロンプトキャッシュ(Prompt Caching)**: 繰り返しのプロンプトに対するコストを削減するための機能。
- **ビジョンファインチューニング(Vision Fine-Tuning)**: 画像認識モデルの性能を向上させるための新しいツール[6][9]。
これらの発表により、OpenAIは開発者がより高度なAIアプリケーションを構築するための新しいツールとリソースを提供しました。これにより、AI技術の普及と進化がさらに加速することが期待されています。
・Pro検索の出力
## リアルタイムAPI(Realtime API)の導入
OpenAIは新しい「Realtime API」を発表しました。これは、リアルタイムで音声を使ったマルチモーダルな体験をアプリケーションに組み込むことを可能にする革新的な機能です[1][2]。
**主な特徴:**
- ChatGPTの高度な音声機能(Advanced Voice Mode)と同様の機能をアプリケーションに実装可能[1]
- 6つのプリセット音声をサポート[2]
- WebSocketを使用してGPT-4oとリアルタイムで音声データのやり取りが可能[4]
- 音声認識、言語モデル、音声合成を単一のAPIで実現[4]
**利点:**
- 開発の複雑さを軽減
- レイテンシの大幅な削減
- より自然で滑らかな音声対話型アプリケーションの構築が容易に[4]
**応用例:**
- 言語学習アプリ
- カスタマーサポート用のAIアシスタント[2]
## プロンプトキャッシュ(Prompt Caching)
OpenAIは、開発者がコストと遅延を削減できる「プロンプトキャッシュ」機能を導入しました[28]。
**主な特徴:**
- 最近見た入力トークンを再利用することで、開発者はコストと遅延を削減可能
- 1024トークンを超えるプロンプトに対して自動的に適用される[52]
- 入力コストを最大50%削減[52]
- 長いプロンプトの場合、遅延を最大80%削減可能[53]
## モデル蒸留(Model Distillation)
大規模なモデルの出力を使用して、より小型で効率的なモデルをファインチューニングする技術です[4]。
**主な特徴:**
- 大規模モデルのパフォーマンスを維持しながら、コストとレイテンシを大幅に削減
- OpenAIプラットフォーム内で蒸留を行うための機能[45]
- 「o1-preview」「GPT-4o」などのフロンティアモデルの出力を使用して小規模モデルを訓練[45]
## 画像対応のファインチューニング
OpenAIは、画像認識モデルの性能を向上させるための新しいツールを導入しました[6]。
これらの新機能により、開発者はより高度で効率的なAIアプリケーションを構築することが可能になります。OpenAIの今回の発表は、AI技術の進化と普及をさらに加速させる重要な一歩となりそうです。
なるほど、確かに情報の網羅性やまとめの精度に差がありそうですね!※無料版でもなかなかいい感じですが!
さらにいうと、無料版は20のソースから検索をまとめているのに対し、有料版は57ものソースから情報を集めているため、信頼度という意味でも有料版はよりメリットがありそうです!
ちなみに、このPro検索は一日300回使用できるので、月2,099円の課金で実質使い放題と言っても過言ではないでしょう!
Gensparkも衝撃でしたが、こうなるとGoogle検索を使う機会は少なくなるかもしれませんね・・
3. いろんな言語モデルが使える!
Feloの有料機能は検索だけではないのです。
なんと、数多くの言語モデルをFeloのプラットフォーム上だけで使えるのです!!
どういうことか、、百聞は一見にしかずということで、まずは以下のキャプチャを御覧ください
なんと、Feloの中でチャットができるのですが、チャットの都度言語モデルを変えることができるのです!!
しかも、GPT-4oやClaude3.5など、今やAI界に欠かせない言語モデルも入っているので、非常に利便性は高いです!!
有料版では、上記の言語モデルがPro検索と共同で300回まで使用できます!!(つまり、検索で5回、チャットで5回使ったら、残りの回数は290回になります。)
ただ、キャプチャの中でも表現してますが、例えばClaude独自のマインドマップでの図解機能などはプレビューは難しいようなので、あくまでもチャット機能として使用できるのとどまるようです。※コードはコピーできます。
とは言え、これだけの言語モデルが一つのプラットフォームに集約していると、できることの幅が広がりそうですね!
実装済みのエージェント機能
また、Feloではあらかじめ用途にあわせたプロンプトが組まれたAIエージェント機能が多数用意されております。
試しに、心理カウンセラーを開いてみましょう!
すると、以下のようなプロンプトがすでに組まれていました・・!
ちょうどいい機会なので、最近仕事が忙しくて家族との時間が取れないと相談してみましょう(あくまでも例えです笑)
なるほど!なかなかおもしろいですね!
もともとプロンプトが組まれているから、すぐにチャットできるのが良いですね〜
言語モデルを変えながら、一番いい回答はどれか?なんて比較をしてみても面白そうです。(ChatHubみたいな感じですね)
自分でもBotが作れる
そして、これにて記事を締めようかなと思っていたら信じられない機能を一つ発見してしましました(笑)
あれ、、これ自分でBot作れるんじゃ・・(つまり、GPTsやProject機能みたいな)
早速ブログ骨子を作成するBotを、いつも使っているGPTsを参考に実装してみました。
だいぶいい感じなのでは・・?
AcitionsなどのAPI連携機能はないので、プロンプトを記憶させるという意味で、ClaudeのProject機能に近いかもしれません!
月額2,099円でここまでできるのは、正直お得過ぎるかと思います💰️
まさに一気通貫!!
4. まとめ
Feloは、無料でも充実した機能を提供し、有料版ではさらにその可能性を広げてくれます。
特に、検索結果の整理や可視化、そして複数の言語モデルを一つのプラットフォームで利用できる点は大きな魅力です。
AIを使ってみたいけど何から手を出していいかわからない方には、Feloへの課金が一つの解決策となるかもしれませんね。
Feloが今後アップデートされれば、他のAIツールに頼る必要がなくなるかもしれません。
ぜひ一度無料版を試して、そのポテンシャルを実感してください!