【内観法】本当の自信とはどういうことか
2022.4.9
今年もまた新たな1年が始まる。日本文化には、神社を見ればわかるが、祭事を通して穢れを祓い、新たに生まれ変わる儀式が受け継がれている。
『穢れ(けがれ)』の本当の意味は、汚いものを祓うのではなく、本来の清い存在である自分に戻るために行うのである。
デジタル化の加速により、毎日、様々なノイズ情報にまみれ、「私が本当にやりたいことって何だっけ?」と感じることはないだろうか。
誰かや何かと比較すればするほど、自分という存在に価値がないように思えてくる。
「こんな自分ではダメだ。」
「あの人みたいになりたい。」
「何で自分は今ここにいるんだろう」
いつの間にか、焦りや不安にかられる瞬間を経験した方は多いのではないだろうか?
そんな私も視座を上げて自分の思考や行動を意識したり、状況に合わせて上手く環境を変えてコントロールしなければ、そのような状態に陥ることがある。
誰もが焦りや不安状態に陥りやすいグローバル社会、デジタル社会環境に生きているからこそ、自分というものにフォーカスし、『自分は何を大切に生きていきたいのか』自分なりの答えを出す必要性を感じている。
答えを出すプロセスで、ヒントになるキーワードの1つが『自信』である。
私は、自信という言葉の意味を深掘りするためには、3つの定義を考え、比較してみたら良いと考えている。
①自信 自分を信じられている状態
→未来への希望や勇気、不安の割合が51対49より上に保てている
②過信 過度に信じ過ぎている状態
→未来への希望や勇気、不安の割合が極端な割合になっている(例 90対10、100対0など)
③不信 自分を信じられていない状態
→ 未来への希望や勇気、不安の割合が49対51より下になっている
※あくまでも私の経験から思う定義です
「結局、どんな状態が正しい状態なの?」
問いの形に置き換えて、私なりの答えをご紹介したい。
①どのようにしたら自信がつくのか?
②どのようにしたら、過信がなくなるのか
③どのようにしたら、不信から脱却できるのか?
私が思うに経験上、これらの答えの行き着くところは1点に集約されると考えている。
それは何か?
自分のルーツに敬意を持つこと
=自分のご先祖様の人生をも統合できている状態
=誰に何と言われても内側から感謝が溢れてくる状態
=相手のご先祖様にも感謝できている状態
である。
「ん?どういう意味?」
と思われた方。
「なるほど〜。」
と思われた方。
最後に、私が自分のルーツに敬意を持つために、毎日行っているルーティン行動をご紹介したい。
①起床時
1、家族写真(大伯父、大伯母、祖父母、両親、兄弟)と神棚に10秒間手を合わせ、感謝を唱える
2、今日のなりたい姿をイメージし、決意する
3、手帳に書いたなりたい姿、今年の目標から1日の時間の使い方を書く
4、丹田呼吸法で深い呼吸を行う
②日中
1、手帳に書いた行動ができているかを◯×でチェックする
2、手帳に書いた元氣になれる言葉を見る
③寝る前
1、手帳やノートを活用し、良かった点、改善すべき点など1日の行動を振り返る
2、丹田呼吸法で深い呼吸を行う
重要なのはこれらをやることではなく、『何のためにこれらのルーティン行動をやるのか?』目的意識である。
「まずは何から始めたら良いの?」
と思われた方へ。
自分を産んでくれた両親や無償の愛で育ててくれた祖父母やその存在の写真と神棚に向かって毎朝、毎晩、手を合わせることから始めてみてはいかがだろうか?
継続することで、感謝の度合い、ものの見え方、自分への洞察が深まり、感度が上がると思います。
どんな結果が得られるの?
それは、五感で体験したらわかります。笑
曇ったメガネをかけていたら、見える世界や風景が淀んで見えますが、ピカピカに磨かれたメガネからは、ありのままの世界や風景が見えます!
そんな感覚ですかね?
日常での実践が難しい方は、下記の場を使うのも1つかも知れません。
是非、皆さんなりの自信の定義を創る際のきっかけになれば嬉しいです!!
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