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幼児期に必要な食農健康(いのち)教育シリーズ #1

2023年10月から学校法人博多学園の食育推進担当顧問として、同系列の二つの組織(博多東幼稚園、小中一貫志明館)において、「食育推進プロジェクト」を立ち上げ、日々取り組んでいる具体的な実践内容を定期的に配信しています。

背景と目的:現代の日本は、少子高齢化だけでなく三つの軸(「健康軸」「子どもの教育軸」「地方創生軸」)からもさまざまな問題を抱えています。

教育問題(現代病の低年齢化=小児生活習慣病の増加、アトピー・アレルギー問題、発達障害児の激増、不登校や引きこもりの増加等)
健康問題(全世代による現代病の長期慢性化(=がんの激増)、輸入食品及び食品添加物の増加、化学物質の多量による経皮毒等)
農村問題(農業従事者の激減、原材料の高騰、生産年齢人口の空洞化、耕作放棄地及び空き家の増加、医療費が国家財政を圧迫等)

★好きな言葉
食は本なり、体は末なり、心はまたその末なり

国(JA)が定義する食農教育とは

食育+農業=食農教育

みなさんは、食育と聞くと何をイメージしますでしょうか?
正直、わかるようで、わからない・・・という感じではないでしょうか?

私が思う食育は、石塚左玄氏の言葉である「食は元なり、体は末なり。心はまた末なり。」という考え方を土台に、いのちの大元である農(有用菌の多い健康な土壌)と腸(有用菌の多い健康な腸内)をつくることから始まると考えています。

一般的にWEBで公開されているJAの説明はこちら👇

国(農水省)が定義する食育とは

知育、徳育及び体育<食育

次に、石塚左玄氏の言葉である「食育は、体育知育徳育のすべての根本である」という認識から始まり、あらゆる教育活動の基礎に位置付けられないといけないものと考えています。理由は、健康な腸と脳は繋がっており、そこから健全な発育・発達が形成されていくからです。

一般的にWEBで公開されている農水省の説明はこちら👇


博多東幼稚園が目指す食育とは

食育ビジョン

博多東幼稚園「食育ビジョン」

昨年から食育実行委員会を内部に組成し、統括本部、園、給食委託業者が一体となって食育推進プロジェクトを推進しています。内容はプロジェクト会議で決定したものになります。

今年は、
①ミネラル豊富な和食中心の給食
※金額ベースで地産食材割合を増やす
②苗の定植&オーガニック野菜収穫体験(夏野菜、秋冬野菜)
※全て自然農法
③田植え&収穫体験
④親向け食育講座(だし、お米、ミネラルオーガニック)
⑤味噌づくり教室(JA粕屋新宮支所婦人部と連携)
全9回

の新食育企画を行います。中身や様子に関しては下記のInstagramで配信していきます。年度末にはLPやプロモーション動画も制作します。お楽しみに!

公式インスタグラムで配信中

オーガニック夏野菜栽培&収穫体験

田植え体験(地元農家と連携)


ぞの先生の食育ちゃんねるでは、3つの軸から様々な食育コンテンツを配信中。

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