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今まで触れてこなかった世界に触れる
ルーブル美術館を見学
「フランスと言えばルーブル美術館。せっかくだし行ってみるか、、、。」
重い腰を上げ、興味・関心を持ってこなかった芸術に触れるべく、美術館に行くことにしました。チケットは入場料で17ユーロ(2,900円・2023年12月レート)。決して安くはないチケットを購入し、いざ向かうことに。
地下鉄を降りると、いきなりかの有名なルーブル美術館の建物が目の前に。たくさんの観光客が我よ我よと写真撮影に熱心。事前に買ったオンラインチケットを係員に見せ、いざ中へ。
観光客がこぞって訪れる美術館に足を踏み入れる期待と、芸術がさっぱり分からない自分が楽しめるか不安を抱えながら見学がスタートしました。
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アートには無縁の人生
人生を振り返ってみると、全くと言っていいほど芸術には触れてこない人生でした。
小学校の図工や中学校の美術で作品制作をしたことはあるものの、「つまんないな~」「早く終わらないかな~」と思いながら授業を受けていたことを今でも覚えています。
そもそも、長時間じっとして何かひとつのモノを作り上げるのが苦手で、時間が経つにつれてソワソワし出す少年でした。とにかく体を動かすのが大好きな典型的なスポーツ少年です。
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小学生時代から休日はサッカーに時間を費やしていましたし、親に連れられて美術館に行くなんて経験はありませんでした。(地元が田舎過ぎて一番近くの美術館まで車で1時間はかかりますがw)サッカーを引退した大学時代も「美術館に行く」という選択肢は無く、授業が無ければバイトとサークルと、たまに海外に遊びに行くような生活を送りました。経済大学には芸術に関する講義なんてある訳もなく、自ら動機づけをしないとアートに触れる機会はありません。
そんな25年間を過ごしてきたため、ルーブル美術館と言えども身構える自分がいましたし、楽しめるか不安でもありました。
新たな世界に触れる=心を豊かにする
ルーブル美術館の感想をひとことで言うと、、、「サイコーの経験でした!」
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有名なモナ・リザをはじめとするダ・ヴィンチの絵画やミロノヴィーナス、サモトラケのニケなど一度は目や耳にしたことのあるアートが目の前に。“ホンモノ”を見ることができた感動が込みあがってきました。
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その中でも、近くで鑑賞したり、少し遠くから鑑賞することで見え方や感じ方が違う感動がありました。
近くで海外や像を鑑賞すると、絵具や画材の様子、タッチや曲線などの美しさを感じ取ることができ、制作者の技術を高く感じることがでます。
一方、遠くから鑑賞すると、制作された当時の様子や生活、苦しみや力強さなど制作された当時そこにあった人間の内側からでてくる感情や心の動きなどを感じることができます。私の解釈が正しいかについて、はなはだ疑問ではございますが、感情が揺さぶられるようでした。
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スポーツでも勉強でも、経済の研究や仕事でも感じたことのない感情であった気がします。新しい世界に触れた花の都での経験。新たな感情が生まれ、心の器が少しだけ大きくなったような気がしたルーブル美術館見学でした。
PS.ルーブル美術館広すぎ恐るべし、、、。
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