Refcomeの新たな挑戦に前もって

Refcome代表の清水です。

かれこれ1年ほどnoteの投稿ができていなかったので、近況報告をしたいと思い書き綴ります！

この1年は、仕込みばかりでした。そして、その仕込みの成果を来月から続々と発表できそうです。それに先立って創業時からの軌跡を振り返りたいと思います。

創業から今までの軌跡

2014年前半：Combinator時代

スタートアップの仲間集めサービス「Combinator」を創業事業として展開。これから起業したい人とスタートアップに関わりたい人がマッチングする機能を提供。流行りにも乗ってユーザ数は、2万人にまで成長しました。

Combinatorのサービスページ

2014年終盤：チーム崩壊時代&実家に帰省

当時の清水によるめちゃくちゃトップダウンなマネジメントスタイル（スティーブ・ジョブズ症候群と呼んでいます笑）によって、チームが崩壊するとともに、マネタイズにも失敗して資金が底を尽きるという経験をしました。

チーム崩壊の中でのデモデイでのピッチをしている清水

仲間も資金も失った清水は1人、石川県の実家に帰るという選択をしました。まさに、意気揚々と起業して1年でどん底にという経験でした（笑）

2015年：実家に帰り、Meetup事業を展開

実家に帰ってから、新たな事業を作るための挑戦が始まりました。その一歩目というのが、CombinatorMeetupという採用イベントでした。実家にてイベントのウェブページを作成し、集客をし、開催日だけ東京に夜行バスで行くという東京と石川を行き来する生活を過ごしました。

毎回200人以上参加いただいていたMeetup

2016年前半：Refcomeスタート

CombinatorMeetupを半年ほど続けたとき、メルカリ様にブースを出展いただきました。社長や人事のみで参加する会社がほとんどの中、当時、メルカリ人事の石黒さんは、メンバーを連れてMeetupに参加し、みんなで仲間集めをするという光景を目にしました。それが、Refcomeの構想の種となりました。

そして、2016年、Refcomeがリリースされました。

予約ページ開始のプレスリリース

2016年後半：あらゆるピッチで優勝

IncubateCampにて優勝をさせてもらったことがきっかけに、資金調達ができました。このきっかけで、スタートアップとしてもう一度挑戦をできるという立場になれました。

IncubateCampをきっかけに出資をしてくれた倉林さん、ヒロさん、アンリさん

2017年：リファラル採用を認知させた

2017年当時、「リファラル採用を知っている人は、いますか？」と主催したセミナーで参加者に聞くと手が挙がる比率は、10~20%でした。

そんなところから、あらゆる発信を通じて、リファラル採用の認知度を上げていきました。同時にアルバイト採用領域にまで事業を拡大していきました。

2018年：ガンガン成長期

リファラル採用の認知度向上と同時に、事業も順調に伸ばしていきました。以前のようなトップダウン型（スティーブ・ジョブズ症候群）ではない新しい組織のあり方として、事業も組織も成長をさせていきました。仲間にも恵まれて、様々な課題はあったものの、力強く成長をしました。

どん底からの順調に事業を拡大してきました（笑）

2020年：コロナ禍で本当の価値に向き合う

リファラル採用の機能を中心としたRefcomeは、お客様が採用をストップすれば、利用の付加価値は少ないサービスでした。

2020年、コロナ禍の影響で、飲食やサービス業を始めとしたお客様の力になれないという悔しい思いをしました。

採用を、仲間集めにすることを目指しているにも関わらず、採用においてしかRefcomeが力になれていないという現状を直視しました。

我々は、何ができるのか？という問いに向き合い、もがき・戦った1年でした。

今まで、毎年2倍、3倍成長をしてきた中での立ち止まって考えるという時間は、想像以上に大変で、今まで一緒に戦ってきてくれていた仲間の離職も生んでしまいました。

経営者としての不甲斐なさを感じるとともに、チームにおいても、不安な状態が続いていた1年でした。

連続成長からの下落を経験した2020年

2021年、これからの意気込み

チーム崩壊では、仲間の大切さを学び。キャッシュアウトでは、資金の大切さを知る。Meetupでは、泥臭くやることを知る。コロナ禍では、本質的価値を追求することの大切さを身を以て実感しました。

会社としていろいろな経験をしながら強くなっていったと感じています。

Refcomeのミッションは、採用を、仲間集めにすること。

2021年現在、このミッションを実現するために、
事業としては、リファラル採用のアセットを活かした中で新たな事業が形になりました。そして、その取り組みを大きく加速させるための心強い事業パートナーと連携が始まっています。

組織としては、コロナ禍を経た中で強さと優しさを備えたチームになり、それを形にしていく心強い仲間が加わりました。（絶賛、仲間募集中です！）

来月から少しずつ発表ができるかと思います。

引き続き、Refcomeの応援をよろしくお願いします！