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東京の夏はどれだけ暑くなるのか

暑い日が続きますね。
先日テレビで昔はそれほど暑くなかったという話をしていました。
確かに、私が子供の頃は家にエアコンはなかったです。
これは私の家に限ったことではなく、多くの家でエアコンはなかったと思いますし、学校の教室にもエアコンはありませんでしたから、そこまで暑くなかったんじゃないかと思います。

実際にどうだったかを気象庁のホームページで10年毎の東京都の8月の平均気温と最高気温を確認してみました。

年  平均気温 最高気温
1960年 30.4度  34.7度
1970年 31.7度  33.5度
1980年 26.6度  32.2度
1990年 32.4度  35.9度
2000年 32.4度  34.5度
2010年 33.5度  37.2度
2020年 34.1度  37.3度

こうして見てみると年々気温が高くなっているのがわかります。
私が少年時代を過ごした1970年代は平均気温は31.7度、ここ最近の猛暑日続きから考えると、涼しかったかもしれません。
たしかに記憶をたどってみると、少なくとも朝夕は涼しかったような気がします。

同じ気象庁のホームページに世界の主な地点の平年値の記載がありました。
ここで、34.1度より高い地区はどんなところかを調べて見ましたが3地区しかありませんでした。
サウジアラビアのリヤド 37.0
サウジアラビアのメッカ 36.0
エジプトのアスワン 35.1

これらの砂漠の暑い街と並んでしまうのですから、東京の夏は世界でも有数の暑い街ということですね。
しかも湿度が高いですから、たまらないですね。

このまま気温の上昇が続くと思うと、これまで通りの過ごし方が難しい気がします。
新しい、夏の過ごし方を考えたいと思います。

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