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CTIへの道

みずからコーチングを受けて、自分の本質的な変化を感じた私は、「私もこんなふうにいい影響を与える人になりたい」と考えるようになりました。私の変化を導いてくれたコーチはCPCCというコーチングの資格を持っていました。CTIというコーチ養成機関が認定しているプロ資格です。当時この資格を取るためには、東京に3泊4日を5回という日程を組まなければならず、まだ小さい三男坊を抱えてはムリ…と諦めました。

沖縄でどうすればコーチングを学ぶことができるか。いろいろ調べて、那覇にある全国展開している大手の専門学校で、NLPの資格を取ることができると知ります。NLPの何たるかも分からず、ただ学べばコーチング的なことができるのではないか、という漠然としたものでした。今となっては運命的な感じがするのですが、そこで出会ったNLPのトレーナーKさんが、CPCCだったのです。休み時間にCTIのテキストである「コーチング・バイブル」を読んでいるのを見たKさんは「CTIに行ったらいいのに」と声をかけてくれました。「無理ですよ~」という私にKさんがかけてくれた「無理だと思い込んでるかもしれない」というたった一言が、なぜかずっと頭の中にありました。

NLPの学びは楽しかったのですが、コーチングを始めるには足りないし、何かが違うと思っていました。コーチングに特化したトレーニングを受け、レベルの高い仲間と学びあいたいという思いをあきらめきれずにいたのです。そんな時にふと、CTIジャパンのホームページを開くと、オンラインのコースを開始した、とあるではないですか!コロナ禍を受け、2020年6月に開始したばかりとありました。時は7月。Kさんの一言が、私にホームページを開くことを促したような、不思議なめぐりあわせを感じました。

勢いで申し込むには受講料は高額でした。それでも悩む時間は短かった。次男の子育てを模索する中でコーチングという言葉に出会ったことや、自分を本質的に変え、望む方向に進む勇気をくれたコーチがCTI出身だということ、一度脇道にそれた時に出会ったKさんもCTI出身だということが、自分の中でつながって、目の前に開いているCTIでの学びの扉に飛び込まずにはいられない、それ以外の答えがない、という感じでした。

2020年12月。基礎コースに参加して、CTIでの学びが始まりました。


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