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お気に入りのキーボードをさがして ②

ロジクールのコンボタッチシリーズはなぜかアップルストアでも購入ができる。
マジックキーボードに対応していない機種をカバーしているため、miniや9世代以前の無印ユーザーの選択肢となる。現行のAirやProユーザーでも、純正品は高くて手が出ない人には心強い味方になってくれる。公式がおすすめしてくれているのだから薬価が高いジェネリック的な立ち位置だと認識している。
そんなコンボタッチシリーズに密かな憧れを抱いていたのだが、誕生日に奮発して買ってみた。

誰かの誕生日に湧くおぢさんをセルフ湧きさせるなどした。
私は大罪を犯した。コンボタッチをポチって発送されるまでの間にスリコでキーボードを買った。なんと今年の誕生日はキーボードを二つも自分に贈ってしまったのだ。
今回はコンボタッチの使い心地について書いてみよう。

まず箱を開けてびっくり。重たい。キーボード本体よりもiPadケース側が重い。装着するとiPadの重量と合わせて1kgを超える。
しかし調べてみると純正品でも1kgは超えるらしくちゃんとその辺がリスペクトされているようだ。個人的にはしなくてよかったリスペクトだが。
重いだけあってしっかりと本体を固定してくれる。スリコのiPadケースとは比べ物にならないくらい堅牢な作りだ。
それでも、スリコのケースよりも電源ボタンや音量ボタンは押しやすく感じた。
実際に持ち歩いてみたところ、鞄に入れてしまえば重さはそこまで気にならなかった。普段から荷物が多いので1kg増えたところで大差がないのかもしれない。

肝心の打鍵感だが、軽やかでとても快適だ。遅延はないし、鉤括弧閉じるの位置も適切で不満はない。二千字くらいサクサク書ける。
iPadから給電しているようだが、極端に電池の減りが早くなるといった現象は起きていない。Bluetoothを飛ばしているときと同じくらいの減り方だと思う。
Bluetooth接続ではないため、他のキーボードと気分で使い分けられるのも美点だと思う。
トラックパッドはとても便利だ。反応がとてもいい。純正品はもっといいらしいがこれ以上が想像できない。早く慣れてもっと快適な執筆ライフを送りたいものだ。
トラックパッドがあると手首をキーボード上に置いておけるので疲れない。これも利点ということに気づいた。
バックライトは正直いらない。明るい環境でしか作業しないので電力の無駄と感じる。

ちなみに、初めて接続した時はロジクールのアプリのインストールに誘導される。
なおこれは入れなくても動作することがわかった。私は入れてすぐに消した。
接続は画面をオフにしていると切れるようで、くっつけたまま就寝してもくっつけていないときと電池の減りは同じだった。これは賢い。助かる。

高額なだけあり買ってよかったと思う。iPadに買い替えが必要になるまで一緒に頑張ってもらいたい。その日までたくさん文章を書きたい。

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