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【開業】レンタルスペースを作ろうとしている話

【金持ち】白井サモエドです。

SNSやtwitterで「俺は金持ち」「金ならある!」と2年以上言い続けているおかげで、最近では「アイツ本当に金持ちなんじゃないか?」と思われ始めています。ヤバイですね⭐︎

はじめに

今後、連続していく記事なので自己紹介。

・元IT系会社勤め
・2015年に漫画家を目指し脱サラ
・漫画家(単行本だしたしー!)
・2018年の夏、レンタルスペースの運営を開始
・以降、漫画とスペース運営のWワーク

この生活を続けてみて「この業種は面白い」と感じ、「真の金持ちになる」「自分が真金持ちになったら、周りを金持ちにする」という目的の為に新規店舗出店を考え、2019年7月から色々動いています。が、半年経っても開業できないくらい難航しています。

今後、レンタルスペースや民泊事業で新規店舗を作りたいと考えているので、忘備録としてnoteを書こうと思いつきました。
両方についての法律や条例、ノウハウを沢山調べたので、この業種に興味のある人やWワークの生活を模索している人の参考になれば幸いです。

また、僕は文章の構成で「要素、理由⇒まとめ」という構成が嫌いなので、「まとめ⇒要素、理由」という書き方をします。

今回は
・レンタルスペースとは何なのか?
・利用するメリット
・運営するメリット、デメリット

について記述します。

レンタルスペースとは

レンタルスペースとは何なのか。
レンタルスペースのポータルサイト、「インスタベース」のコラムより下記を抜粋しました。詳しく知りたい人はコラムへGO!

レンタルスペースとは、時間制で貸りられる多目的室のことです。スペースを貸す側は空いている空間をレンタルスペースとして貸し出すことで、空間を有効に活用・収益化することができます。

やっていることは「公民館や会議室を1000円/1hで借りる」というのと変わりありません。昔からあった仕組みで、借りられる場所や用途が増えただけです。

「多目的室」とありますが、スペースの貸主(以下ホスト)の意向により、下記の様にある程度コンセプトが決まっているスペースが多いです。

▼コンセプト例と特徴的な設備

①会議
②セミナールーム
③ヨガ・ダンススタジオ
④個展・展示会の会場
⑤ハウススタジオ・撮影スタジオ
⑥パーティースペース

以下イメージ図。(スペースマーケットより)

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自分が運営しているレンタルスペースは④⑤⑥のコンセプトに特化しており、展示会、撮影スタジオ、パーティー会場として使われています。
新規店舗は「⑥パーティースペース」でいくつもりです。⑤も良いけど、もっと知識と資金を蓄えないと失敗する気がするだよなー。

コンセプトごとの参入難易度や収益性などは別の機会に投稿しようと思います。

レンタルスペースを利用する魅力、メリット

利用者(以下ゲスト)として、レンタルスペースを、特にパーティスペースを使う魅力、メリットを紹介します。

★要点
自由に、コスパに優れた、充実した設備で、プライベート空間を楽しめる

①時間も内容もカスタマイズ可能
飲食店では、どんなに長くても3時間で退店を余儀なくされますが、レンタルスペースは予約さえ出来れば、6時間でも12時間でも好きに利用できます。
また、家具などの配置も自由に動かせるスペースもあるので、時間もレイアウトも自由にカスタマイズ可能。

②コスパが良い
前提)5時間利用5,000円のスペースを借りたとする。
2人利用時:2,500円/人
5人利用時:1,000円/人
人数次第で一人当たりのコスパが抜群に良くなります。
また、飲食物持込の可能なスペースが多いので、飲食物持ち込みや出前、それこそ自分達で調理をすれば、飲食店やカラオケ店より長く安く遊ぶことも可能となります。

③充実した設備
パーティー利用に特化したスペースになると、内装や設備もそれに合わせて作り込まれています。一人暮らしでは揃えることが難しいモノを、レンタルスペースでは享受できることが大きな魅力です。
・大きめのダイニングテーブルやソファー
・大人数の食器やグラス
・内装はインテリアコーディネーターがデザイン

④プライベートな空間
貸切となるので、他者の目がありません。自分たちの好きなように過ごせることは、飲食店などのお店を利用することとは違った魅力です。

レンタルスペースを運営する魅力、メリット

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なんでもあるな「いらすとや」…。

ゲスト側の次はホスト側の魅力を紹介します。一部、民泊運営にも共通する要素があるので、「(※民)」と記載します。

★要点
収益性が高い
手間がかからない、副業にしやすい
参入しやすい(費用と時間)

①収益性が高い(※民)
前提)都内で投資用の部屋を持っている。
この場合、賃貸で貸し出すよりもレンタルスペースや民泊として運営する方が収益が上がる場合があります。

賃貸で貸し出す
⇒安定して毎月10万円の家賃発生
レンタルスペース(民泊)で運営する
⇒毎月5万~30万円の売上が発生

大きく収入が変動することが、メリットでもありデメリットです。

ただ、殆どのホストは物件を持っている訳ではないので、物件のオーナーと賃貸契約(転貸契約)を結んで、借りた部屋をレンタルスペースとして運営します。なので、その分収益は減ります。多くのホストにとって、メリットは収益性よりもこれから紹介する要素が大きいでしょう。

②人件費(手間)があまりかからない(※民)
この業種の仕事は、
・予約対応
・受付
・掃除
が基本業務で1日の労働が1時間~2時間くらいです。なので、副業としてレンタルスペースや民泊を運営をする人も増えています。

③比較的低コストで参入できる
「開業」には沢山のお金が必要になりますが、レンタルスペースや民泊はその点コストに優れます。賃貸契約の初期費用や内装リフォーム、家具の調達などで、初期費用は100万円~250万円ほどです。
民泊は消防設備の導入や、寝具や家電を充実させる必要があるので、150万~400万円ほど必要です。

④事業開始までの期間が短い
レンタルスペースは物件のオーナーや不動産会社からの許可が下りさえすれば、不動産を借りてからすぐに運営ができます。設営の規模にもよりますが、早ければ1週間以内でオープンすることも。このスピード感は大きなメリットです。
民泊はその点、オーナーから許可が下りても、保健所、消防、役所への申請などでオープンまで1カ月~3カ月もかかります。その間も家賃は発生するので、資金面で体力が必要となります。

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見よ!これがIT系企業に勤めていた男の作る資料だ!

レンタルスペースを運営する不安、デメリット

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メリットの次はデメリットです。メリットしか話さないヤツは詐欺ですよ!詐欺!!

★要点
収益が不安定
物件を見つけるのが難しい
立地条件が厳しい
売上が口コミに左右されやすい

①収益が不安定(※民)
家賃は毎月固定で収益があがりますが、レンタルスペースの様な時間貸しでは収益は利用数により増減します。これがメリットでありデメリットになります。

②物件を見つけるのが難しい(※民)
「レンタルスペースや民泊として利用可の物件」を「転貸可能物件」と言います。この物件は非常に少なく、見つけることは容易ではありません。100件電話をかけて1件見つかるかどうか、という具合です。
自分がやっている見つけ方はまた別の機会に紹介します。

てんたい【転貸】
《名・ス他》ひとから借りた物をさらに他人に貸すこと。またがし。

③立地条件が厳しい
レンタルスペースは繁華街やターミナル駅で収益が上がりやすいです。
また駅からの近さも大切。例え新宿の物件でも駅から徒歩10分以上かかる物件は厳しいです。徒歩5分、最低でも10分以内が望ましいでしょう。
当然、都会の駅近くの物件は家賃がハネ上がるので、それもリスクになります。1kの物件が12万円以上したりする。東京はおかしい、狂ってるよ…。

④口コミが非常に重要(※民)
コレはどの業種にも言えますが、レンタルスペースでは本当に大きな問題です。
「食べログ」の様なサイトが、レンタルスペースや民泊にもあり、ゲストのレビューが公開されています。

★が満点なら安心して使えますが、★3だと、不安ですよね。

提供したスペースやサービスをどう受け取るかはレビューを書くゲスト次第なので、面白くもあり恐ろしい要素と言えます。

最後に

今回の記事はここまです。ゲスト側とホスト側のメリットについて話しました。何となくでもレンタルスペースについて理解して貰えたかな!

今後はホスト側、開業と運営をするために必要なことや手順、物件の見つけ方などを実体験を交えて記事にしていきます。
書いてるうちに良い物件に出会って開業出来たら良いなぁ…。ほなまた!

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