秋の味覚、栗の渋皮煮。

肌で秋を感じる気温になりました。
栗を見かけたので、買って帰って渋皮煮を作りました。

鬼皮をむき、一晩重曹に浸す。コトコトと鍋で煮ては煮汁をこぼし、透明になるまで繰り返す。柔らかい木肌のような栗の鍋に砂糖をいれて、ほんのり甘く仕上げる。香りづけとしてブランデーに漬けてみました。

栗の皮の色に似た黒みがかった赤褐色を「栗皮色 (栗皮茶)」と呼ぶのだそう。
R: 109 G:60 B: 50

「栗皮色」はくすんだ茶色だけど、栗皮の色はもっと鮮やかで深い色に感じます。そして渋皮の煮汁の色はもっと鮮やかで深い深い赤。砂糖とブランデーで仕上がった渋皮煮はつややかで色っぽい。栗を表す色には「蒸栗色」「栗色」「栗皮色」「栗梅」とありますが、渋皮からにじみ出るワインのような赤はなんと表現したらいいのでしょう。




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