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教わる力

新社会人の皆様
また新しい場所で再スタートを切った皆様
そろそろ疲れてくる頃ではありませんか?

実は、そんなフレッシュな方々をお迎えする側も
彼らがもたらす新しい雰囲気に慣れるのに
少々疲れております

新しい方々の疲れの原因は
新しいことをたくさん覚えなきゃいけないこと
それらに加えて
自分の本当の味方は誰なのかを探っていること

新人さんのそうしたアンテナは
かなり精度が高いといつも感心させられます

ですから
新人さんによく声を掛けられる人は
緊張してる人を安心させる雰囲気と
正確な指導ができる人なんだと思います

街で道を聞かれるのも同じですね

さて
誰かが何か失敗したり
部署内で問題が発生したりすると
「教えてもらってない」
と言われることがあります

「聞いてない」は
明らかに伝えるべき事柄が伝わっていない状況で
完全に伝えるべき側のミスだと思うのですが

はたして「教えてもらってない」は
教える側の問題なのでしょうか?

仕事をする上でその業務に関連することは
必要最低限伝えるでしょう

しかし
こうするとスムーズにできるといった仕事のコツや
このままだと周囲の信頼を失うよといった痛い部分など
自分が言っても言わなくても支障ないと思えば
実は「教えない」ってこともあります

誰にも指摘されずに困るのは当の本人で
自分から敢えて面倒になることは引き受けない
わかっていても知らん顔をする

そして黙って離れる

教えないことそのものが
ある種のメッセージだとも言える

とは言え
人は自分が幸せに暮らすために
心地よい環境を作ろうとする

おまけに「教えたがる」

だから
その人のこれまで蓄積された経験や考え
想いを教えもらうにはどうしたら良いのか?

待っているだけではやってこない
戦略を練って教えてもらう

それが「教わる力」

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