適度な忙しさで自分を律する

私は大学2年生
大学に入ってから、自分についての大切な気付きがありました。

私は自由時間がたっぷりあればあるほど幸せで、余裕のある日々が送れると思っていました。
もちろん、自由でいれば幸せだし、心の余裕も生まれるでしょう。
しかし、あくまで「適度」な自由が大切なのだと、大学生活が始まってから気付きました。

高校時代、私はボランティア活動をする部活に入りました。
しかし、しっかりコロナ禍だったこともあり、活動がとっても少なく、学校の花壇の水やりや植え替えが主な活動でした。

それでも、中学時代のようにバリバリ運動部で、というのはもういいや、と思っていた当時の私にとっては、そんな活動頻度や内容が自分に合っていると思いました。
ほぼ帰宅部状態で、帰宅後は、テレビやYou Tubeをたっぷり見るばかり。早く家に帰っても勉強をすることはほぼなし。
課題が出ても、こんなに時間があるのだからと、後回しにすることがほとんどでした。
中学まではしっかり学習意欲があり、成績も良かったのですが、高校に入ってから、勉強する気にならないし、定期テストも模試の出来もよくない(勉強してないので点数とれないのは当たり前)のです。
大学は運よく指定校で合格できたので、恐らく、人生で一番怠惰な3年間だったと思います。

大学に入ってからは、授業と課題はしっかりやらないとついていけないと思い、しっかり取り組み、大学生活のリズムがつかめた頃にバイトも始めました。
中学以来の、毎日何かしらすることがあるという日々が始まりました。
バイトを始めたときは、課題もあるのに、バイトもやって…両立ちゃんとできるかな、と心配はありましたが、その適度な緊張感が私を奮い立たせてくれました。

課題がこの日提出だから、この日までには終わらせたい、でもこの日は時間とるのが難しそうだから、この日のこの時間を使って終わらせるぞ!
といった感じで、優先順位を明確にし、少しのスキマ時間でも課題を進めたり、予習や復習をすることを積極的にできるようになり、余裕が生まれ、高校時代より学習意欲が出てきたのです。
学んでいる分野が自分の興味があるもの、というのも理由にはあると思いますが、成績もある程度満足できるものが取れました。

私はなまけものなので、ある程度縛られた中で生活しないと、だらしない人間になっていくのだと思います。そして、コツコツとやっていくことが私には合っているのだと思います。

よく考えてみれば、中学生の時は、運動部に入っていて、平日はもちろん、土日も部活がある中、コツコツと授業の復習等をしていました。
皆さんの経験でも、運動部や他の活動で忙しそうにしている人なのに成績が良い、いつ勉強しているんだ?という人はいませんでしたか?
きっと、忙しさに支えられてコツコツができる、そのやり方が合っている人なのだと思います。きっと、その人から忙しさを取ったら、少しだらしなくなってしまうかもしれません。

過去に戻りたいとは思わないけど、もし高校時代の自分になにか言えるとすれば、
「たくさん活動している部活に入るか、バイトをしなさい。そうしたら成績が上がるかも」と言いたいですね。
そうすれば、ダラダラ生活から抜け出せるし、思い出も沢山できるだろうし。
実際、高校3年間ふさぎ込んでいて心から楽しかったと言える思い出がないのです。。

今後も適度な忙しさと、適度な自由で、自分を律して生きていこうと思います。

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