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クーポン券を持たない

行く先々でもらうクーポン券を財布に保管し続けていると、気づいたら財布がラクビーボールみたいになってしまった経験はないでしょうか?

私も、学生時代や低所得だった頃は、ラグビーボールのような財布を持ち歩いていた時期がありましたが、皆さんや皆さんの周りの方はどうでしょうか?

おそらく、誰一人として、ラグビーボール財布で裕福と言える方はいないでしょう。

クーポン券は人間心理に基づいた販売促進ツールです。

商品を提供する企業はあれやこれやと販売促進方法を考え、クーポン券を発行します。

消費者は、クーポン券でお得に買物ができる!と感じて、本当に必要な商品なら良いですが、それほど必要ではない物までクーポン券があるからという理由で、購入してしまうことがあります。

■クーポン券の一例

 ・1着39,800円以上のスーツを買うと値段が半額になるクーポン券
 ・カラオケの室料が次回10%OFFになるクーポン券
 ・飲食店の500円OFFクーポン券
 ・遊園地の10%OFFクーポン券
 ・美容室の1,000円OFFクーポン券
 
など

誰もが、今すぐに利用する必要がない、緊急性がない商品やサービスの購入はしないと思います。

しかし、クーポン券があるとなると話は別で、緊急性の無い商品やサービスなのに、何故か今、買ってしまうことがあります。

クーポン券を発行している企業はまさにその人間心理を利用した、販売とリピートを狙っているのです。

商品には原価と販売価格があり、クーポン券で商品サービスを購入する顧客は将来またクーポン券を使ってリピート購入する可能性が高く、多くのビジネスはリピーターを獲得することによって大きな利益を生む仕組みになっていることから、クーポン券を作成して配布するビジネススタイルが理にかなっているのです。

しかし、お金持ちになるべく、日々の行動を極限まで精査して活動するお金持ちの立場になってみるとどうでしょう? 

クーポン券を持つことによって、購買意欲が踊らされて、本当に必要なものや必要な時期を見失ってお金を浪費してしまうことは非効率そのものです。

ましてやクーポン券を一生懸命集めようものなら、財布は冒頭で述べたようなラグビーボールのようになってしまい、見た目もカッコ悪いです。

こういった理由から、お金持ちの多くは、よほど必要な商品でない限りクーポン券はもらわないですし、使いません。

お金持ちの財布はとても美しく、整頓されておりスマートです。クーポン券を保管するスペースはありません。 

本日もご一読ありがとうございました!

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