地獄のキャンプ

これは僕が小学校5年生のときの思い出(？)話です。
僕は今も昔も偏食気味で、炊きたてのご飯しか食べないとか覚めた食事は口にしないとか味つけがこうでなければたべないとかとてつもないわがまま娘です。
小学校の野外活動(キャンプ)。
インドア系の僕はあまり乗り気じゃありませんでした。
ただ、私服OKだったのでそれだけが楽しみだった。
それが地獄の始まりだと知らずに…

手作りのシャバシャバカレーとカチカチうどん
脂ぎったベーコン
カピカピのご飯
くそまずい冷やし中華
くさいウィンナー
虫の入ったぬるいお茶

「ここの飯まじぃ」
「食べ物じゃない」
そう言いながらみんなは箸をもち食べる
僕は偏食と我儘を極めてたので、トマトとバナナしか食べないベジタリアン生活をしていた
虫の入ったぬるい麦茶とかおぞましすぎて1週間、持参した水分は水筒1本分のみでとっていた
そんな限界ギリギリの生活で僕は20キロ代にまで体重が落ち栄養失調になってフラフラで帰ってきた

帰宅後の甘い甘いタルトがとてつもなく美味しかった