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苦さを抱いて
先日、半年間通ったプログラミングスクールを卒業しました。
半年間、忙しく楽しい日々。熱い志を持った個性的な同期たち、優秀な先輩方に出会うことができ、とても幸せでした。
でも同時に強い心残りがあります。
忘れないように、ここに残しておきます。
卒業制作を作り上げることができなかった
卒業制作を作り上げることができなかった事。
それこそが私の大きな心残り。
それは誰のせいでもなく原因はすべて自分にある。
そのスクールでは、最後に自らプロダクトを企画し完成させることが卒業要件でした。私も企画を出し、メンターがついて、アドバイスをもらいながらDB設計やデザインなどプロダクト制作を進めていきました。
メンターさんのアドバイスはとても的確で、すごく勉強になりました。
問題は実装段階に入ってから発生。
動かない。調べて、ひとつ実装してまた問題が発生して、調べて、動かなくて、また調べて。。全く進んでいる実感がない。
焦る。
一つできたと思ったら、別の部分が動かなくなり。
提出期限がじわじわ迫ってきて、焦りは増すばかり。
睡眠時間もできる限り削って。有給も取れるだけとって。
それでも思ったように進まなかった。
ずっと同じ場所で足踏みしているような感覚。
さらに途中で実装中のアプリケーションが動かなくなって、初期インストールからやり直すトラブルも発生。さらにはコマンドやサーバーの取扱いに慣れていないためにやらかしたトラブルなんかも重なり、最後の方はもう問題だらけ。
提出期限の日。かろうじて一つ、二つの機能のみ実装した状態で提出。
それはプロダクトとはとても言えない完成度。
私は今まで何やってたんだろう。本当に情けないなぁ。
とてもショックでした。
何がいけなかったのか
うまくいかなかったのは勉強が足りなかったから。
時間はできる限り費やしたけれど、質という部分から考えると時間ばかりかかって効率は悪かった気がしています。
特に概念や構造などアウトラインや仕組みの理解にもっと時間をかけるべきだったと思う。
検索したブログやqiitaのソースコードを安易に真似するだけに留まり、自走力、つまり自分で考えてコードを書く力が身についてなかったと反省しています。
先週、同期が完成したプロダクトを発表する晴れ舞台を見て、
すごいなーと感心しながら、私何やってんだろう??
プロダクトを完成できなかった自分が心底情けなくて落ち込んだ。
人生を変えたかった・・・
スクールに通ったのは人生を変えたかったから。
会社と職場の往復だけの消耗していくだけの日々。
仕事にやりがいを見出せず、大した実績もなく30代後半。
このままじゃダメだという焦燥感だけ強くありました。
だけど、そんなに甘くない。
人生、そんな簡単にはうまくいかないものだ。
プログラミング、向いてないかも・・・だけど!
プログラミングは私に向いていないかもしれない。
まだ動かなかったり苦しいことの方が多い。
それでも。
ほんの少しでも動けば、何にも変えがたい嬉しさと楽しさがあって。
もっと自分で自由に作れるようになりたい!
だからこそ。
未完成で提出したプロダクトはちゃんと完成させてデプロイする。
その決意をここに強く誓う。
今なお、湧き上がるこの苦い思いを抱えて。
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