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サメロピ、東海道五十三次を食べ歩く! その12三島→沼津 、その13①沼津→原【1日目】

今回のサメロピ東海道食べ歩きの旅は前回の最終地点の三島広小路駅から始まります。
前回宿泊して、とても過ごしやすかった富士山三島東急ホテルを拠点に3日間歩きます。

ふじおばば登場!!

「ふじおばばで、ございます!」

今回こそ富士山が見られるように、"でこぼこフレンズふじおばば"キーホルダーをリュックに装着。
頼んだよー、ふじおばば!

2024年5月22日(水)

10:11  東海道新幹線 JR品川駅発

東海道新幹線こだま517号

10:45  東海道新幹線 JR三島駅着

今回は拠点を富士山三島東急ホテルにしているので、余分な荷物は歩く前にホテルに預けることにしました。
ホテルは三島駅南口改札から出なくてはならないのですが、改札口を出たらなんか景色が前回の南口と違う!?模様替え??な訳ない!
またやってしまいました(笑)
間違えて北口改札から出てしまったようです。
駅員さんに話して南口から出られるようにしてもらいました。

無事に南口から出られました!

荷物を富士山三島東急ホテルに預ける

11:11  伊豆箱根鉄道 三島駅発

11:13  伊豆箱根鉄道 三島広小路駅着

11:15  三島広小路駅から東海道歩き出発

左からパンちゃん、ポンちゃん、ピンちゃんです!
今回もどうぞよろしく〜♪


11:23  元祖和菓子 和泉屋

プレーン(70円)×3、抹茶(70円)×3を購入


11:29  秋葉(あきは)神社

三島市で唯一の火の神の祀られている神社
小さい狛犬さんなのかな?
千貫樋及西見付跡


⚫️ここまでが伊豆國、この先は駿河國となります



ポップな新聞受け

三島市に入ったところから、ずっと気になっていたのがこの新聞受け。三島市に入ったとたん、この新聞受けをたくさん見かけるようになりました。神奈川県にはなかったです。けっこうな数の家の玄関にあるので三島市で新聞を契約するともらえるのかもしれません。


11:32 境川橋・千貫樋(せんがんどい)

千貫樋とは

清水町と三島市との境に位置し、楽寿園小浜池の湧水を、清水町にかんがい用水として送水するために、境川に架設されている掛樋です。
名前の由来については、この樋が銭千貫に値するからという説などがあります。


11:35  常夜燈

こちらの常夜燈は、名主をはじめ村人たちが火難除けのために建立したとされる石燈籠。


11:47  玉井寺一里塚

日本橋から二十九番目
江戸時代の一里塚
向かいは宝池寺一里塚
こちらは昭和に復元された一里塚

玉井寺一里塚と宝池寺一里塚、両方で伏見一里塚といわれています


「日本橋からです!」

玉井寺一里塚で写真を撮っていたら、自転車に乗って通りかかったご高齢のご婦人に「どこから歩いて来たのー?」と声をかけられました。
「日本橋からでーす!」(けっして嘘ではない)と言うと、すごく驚かれました。そりゃそうですね。
でも、東海道五十三次を歩いているのだから、これで正解なんです!


11:49  玉井寺・白隠の遺墨の碑

太い筆跡で「三界萬霊等」と書かれています

玉井寺

白隠禅師ゆかりのお寺
大黒天などの石造物



ナショナル坊やではないですかっ!!

むかし懐かしいナショナル坊がデザインされているシャッターを発見。
ナショナルという企業名がパナソニックになってしまって、ナショナル坊やはもはや見ることはないと思っていました。
もうCMソング歌っちゃうよー!
「あかる~いナショナール 
 あかる~いナショナール
 みんな~ うちじゅう~
 な~んでも ナショーナール」
われらテレビっ子ですから、何十年たったって覚えてますよ。
ナショナルCMソングのあと、ポンちゃんがなぜかクリンビューCMソングを歌いはじめた。
「油膜のギラギラ危険です
 クリンビューで拭きましょう
 雨とクールマと、クリンビュー♪」
昭和が止まらない。


うなカツ

年季の入った力強い看板

リーゾナブルなうなぎととんかつが食べられる地元民に愛される食堂だったようですが、現在は閉店しています。


京都まで行くんです!!!

ランニングしていた男性に、今度は「どこまで行くんですか?」と聞かれたので、「京都までです!」と答えたら、目が飛び出しそうなほど驚いてくれました。けっして嘘はついてませんから。


12:01  長沢八幡神社と対面石

エア対面石

八幡神社の境内には、源頼朝と奥州から駆けつけた弟の源義経が対面した際に腰掛けたとされる対面石があるそうなのですが、対面石までは距離があるので行きません。
腰掛け石には思い入れがあるのでちょびっと残念。
なので、エア対面石。
源頼朝役はいつもなぜかポンちゃんです。


今日は晴れてるけど富士山はひとっかけらも見えません


12:09  喫茶アイボリー

この喫茶アイボリーで休憩する予定でしたが、ちょうど昼休みの時間で満席だったので断念。
店内でタバコを吸えるナイスなお店だったので残念です。

12:10  智方神社で休憩

喫茶アイボリーで休憩できなかったので、智方神社で休憩させてもらいます。

主祭神は後醍醐天皇の皇子護良親王。
そして国境を守る神々も祭神として祀られています。

馬頭観音、庚申塔、蛇塚などオールスター勢揃い
富士の霊水がこんこんと湧き出ています
神社の奥はとても広い


このクスノキ、すごいんです!
《護良親王伝説》

境内奥の巨大な御神木は、町内最古(推定樹齢700年)で最大のクスノキ。
後醍醐天皇の皇子である護良親王が鎌倉で斬首されたさい、その首を親王の従者が、皇子の御首を携えて黄瀬川のほとりに逃げ延びてきた折、もう逃げられないとあきらめ、皇子の御首をこの地に埋めた際に墓印として植えたものと伝えられています。

12:27  黄瀬川橋


狩野川の支流、黄瀬川橋を越えると沼津市に入ります


12:34  御菓子処 光来堂で休憩

お土産に"源氏双柿"(170円)×3を購入

さきほどの対面石でご対面となった源頼朝と源義経が対面の際に近くになっていた柿を茶菓かわりにし、この二つの柿の種を八幡神社境内に植え、対面の記念にしたことに着想を得て、こちらのお菓子を作られたそうです。
テポ餡の中に柿の羊羹がをスポンジ生地ではさんである美味しいお菓子です!

6月からは、かき氷も販売するそうです。

ここで食べる用に"なおプリン"(200円)×3を購入


お店の飲食スペースで購入したプリンをいただきまーす!

ちょうど良い硬さのプリンと苦くないカラメルがとっても美味しい。
一緒に出していただいた麦茶はちゃんと煮出した麦茶のようでこちらもとっても美味しかったです。

お店のご主人の話を聞くピンちゃん
ご主人が作成された旧東海道の冊子を拝見しています

光来堂のご主人は、郷土の歴史をお菓子を通して伝え残していらっしゃることで有名のようです。
ご自分で旧東海道散策の冊子を作られ、小型冊子を私たちにくださいました。
ありがとうございました、大切にします。

いただいた冊子


12:56  潮音禅寺


ルネッーサーンス!

まだお昼なのにスポーツクラブ ルネサンスの駐車場は立体駐車場も含めほぼ満杯です。
沼津市民のみなさんはスポーツ好きとお見受けしました!


13:10  沼津宿江戸側の旧道入口祠

左の道を入ります


狩野川

広重画「沼津」黄昏圖


13:20  平作地蔵

日本三大仇討ちといえば、忠臣蔵、曽我兄弟の仇討ち、そして伊賀越しの仇討ち。
この伊賀越しの仇討ちを脚色した歌舞伎や浄瑠璃「伊賀越道中双六」の「沼津」の場面に登場する平作の茶屋のあったところに建てられたのが平作地蔵尊。
今でも子育て延命地蔵として信仰されています。

13:24  一里塚と玉砥石

日本橋から三十番目
沼津宿内の設置を避けたため里程が短くなっている

玉砥石とは

約1200年前、この地方には装身具の玉類を作ることを生業としていた人たちが住む「玉造郷」があったといわれ、石に残る溝は玉の原石を磨いた痕跡であるといわれています。


13:26  和風食堂 弥次喜多 平町店で昼食

沼津はアジの日本一の生産出荷量を誇ります。
なので、沼津ではアジを食べなくては!!

アジのフライとアジの刺身の"あじあじ定食"(1350円×3)

ボリューム満点の定食です。
写真だとわかりにくいですが、このアジフライは顔が隠れるくらいものすごいビッグなのです(笑)
サクサクの衣にフワフワのアジが美味しく、こんな大きなフライを食べたのにこのあと胸焼けなし。
お刺身も新鮮、お味噌汁はカニ入り、味もコスパも最強!!!!!

14:35  三枚橋

むかし架けられた橋が三枚の石橋であったという

14:39  川廓通り

14:46  上土(あげつち)商店街

昔ながらのお店と近代的なオブジェが楽しい

14:48  リバーサイドホテル

三枚橋城外石垣が復元されてます
こちらが本物の石垣

14:59  まるいちcafé

お昼ご飯を食べた後、コーヒーが飲みたくてしょうがなかった時に救いのように現れたとてもステキなカフェです。

薬店の中にあるカフェ
いい雰囲気です!
アイスコーヒー(600円×2)
Today's ブレンドコーヒー(600円)
コーヒーカップはポルトガル製カップ

インスタをフォローしたらアロマのお灸をいただきました。
ツボブックを貸してもらって、足の疲れが取れそうなツボを探ります。

はじめてのお灸(1400円)を購入

店主の方がとても親切で、ご近所にあったら毎日通いたいくらい居心地のよいカフェでした。
いただいたお灸だけでは足りなさそうなので、お灸を買い足しました。

15:28  清水本陣跡


15:29  花見煎餅

fujisen(480円)と久助(300円×3)を購入


15:34  丸子神社

15:39  蛇松緑道

沼津駅と狩野川の河口にあった昔の沼津港の間に建設された国鉄沼津港線が昭和49年8月に廃線となったことに伴い、その敷地を緑道として整備した道路。


わすれ物の店

残念ながらお店はしまっていたので店内の様子は分かりませんが、もしかしたら私が半年前にどこかにおき忘れたタオルが売っていたかもしれません。


15:48  六代松入口

15:59  八幡宮

傍示石

傍示石には、「従是東」と彫られいます。
沼津藩主水野出羽守忠友が沼津藩領の西境に設置した境界線を示す石です。

お疲れさまでした!
今日の東海道歩きは、間門八幡までです。
本当はもう少し先まで歩く予定でしたが、バスの時間と3日間歩くことを考えて早めに切り上げます。

この後、今日の宿泊地の三島に向かいます。

16:01  富士急バス 間門八幡バス停 発

16:16の沼津駅行きに乗りまーす!

16:16  富士急バス 沼津駅 着

よしもと劇場っていろんな所にあるんですね

16:33  東海道線 JR沼津駅 発

16:42  東海道線 JR三島駅 着

16:51  富士山三島東急ホテル 到着

もはや我が家に帰ってきたくらいの安心感

ホテルで遭遇する利用客のほとんどが外国人観光客でした。
外国人客7: 日本人客3、といったところでしょうか。

広いお部屋は空いていなかったので、今回はこちらのお部屋


おもてなしの心はこんなところにも!

お部屋に付いているトイレのトイレットペーパーが富士山折りになっていました。さすが"富士山"の名がつくホテルの心憎い演出です。
上の写真は自宅で再現したものです。

大浴場でゆっくり疲れをとります

ホテルホームページから

富士山登場!

お風呂に入っていたら、だんだん雲がはれてきて富士山の見事な姿があらわれました。
富士さん、お会いしたかったです(泣)


19:00  うなぎの坂東で夕食

前回の三島の夜もうなぎでしたが、今回も違うお店でうなぎをいただきます。
この東海道五十三次の旅で3人の大好物うなぎを何回食べられるか、とても楽しみです。

ホテルの目の前にあるので便利!
うな重 梅(3700円×2)
ポンちゃんはひつまぶし(4200円)

お昼ご飯のあじあじ定食がボリューム満点だったので、晩御飯が食べられるか心配でしたが、みんな10分も経たないうちに完食。
うなぎは飲み物であることを再確認。


インバウンドなお話

食事が終わってお店を出ようとした時、2人の外国人観光客が入ってきました。
お店の人に「クローズド、クローズド」と断られていて、なんだかかわいそうです。
不憫に思ったピンちゃんが、「前回の"うなぎ処京丸"だったらもう少し遅くまでやっているから教えてあげるっ!」と観光客に声をかけにいきました。
スマホで他のうなぎ屋さんを探そうとしていた観光客は大喜びです。

お店までの道すがら、ピンちゃんが観光客に話しかけます。

ピン:    「Where are you from ?」

観光客:「サウジアラビア」
きっとお国の発音でいっても日本人にはわからないと思ったのか、めちゃ日本語ふうな発音でした。

サウジアラビアと聞いた瞬間、私たち3人の頭に浮かんだのはもちろんコレですよコレ。

オイルマネー!!!!!


ピン:「Oh!  It's a rich country!!   
            Are you KING ?」

これにはサウジアラビア人、ばかウケ笑笑笑

観光客:「No, I am a student!」

なんだ、学生か…笑笑笑
おばさん3人とサウジアラビア人2人で爆笑しながら、お店の前で別れました。

このサウジアラビア人、しきりに
「Are you going ?」
と私たちがお店に一緒に来るのか気にしていたので、もしかしたら3人のおばさんにたかられると思ったのか、3人のおばさんと一緒に食べたかったのか、それはいまとなっては謎です。


本日の収穫

ホテルに荷物が置けるので、今回はお土産爆買いの予感


21:00  就寝

お疲れさまでした。
明日の天気予報を見ながら、早めに就寝します。
明日は一日中曇りのようです。
ポンちゃん曰く、晴れの日よりも曇りの日の方が意外と富士山は見えるらしいよ、とのことなので明日に期待です。


今日のお花コレクション by ピン

歩行総距離 約10.5km 約17000歩

最高気温 約26℃


歩きながら歌った曲

ナショナルCMソング
クリンビューCMソング


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