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2024/01/05 10年ぶりに地元の友人に会った
帰省中なので、以前noteに書いた地元の友人に10年ぶりに会ってきた。
人間というのは不思議なもので、10年ぶりなのに昨日まるで高校の教室で会っていたような感じで自然と話ができた。
自分は高3の夏にトラウマがあって、学校を辞めて、数年前に地元の人と完全に縁を切って以来誰とも会わないままここまできていたんだけど、友人が楽しそうに話す、昔○○と付き合っていた人が結婚したとか、誰々はどこで働いているとか、高校時代の思い出とか、そういうのを全部受け入れることができて、いい意味で『どうでもよく』なっていて、自分はちゃんと大人になれたんだと思った。
高3の九月、皆高校最後の体育祭が終わった翌日から受験モードに切り替わって、自分はまだ夏から抜け出せていないのにと思っていたら中退した自分をよそ目にみんなは大学に入ってどんどん大人になって、顔も服も、友達と話したいことも、記憶も、全部全部高3の夏に一人取り残されていた自分は早く大人になりたかったけど、ようやくなれた気がした。
それと、高校を辞めてから描き始めた自分の絵は、『高3の夏に取り残されたまま』だからこそ魅力があるのだとずっと思ってきて、はやく大人になりたい、けど大人になったら自分が孤独の先にやっと手に入れた絵まで失ってしまう、とずっと怖かったのですが、確かに絵は変わったけど、自分の変わらない、変われない部分もそこにあって、いい意味で全部過去のことだって思えるようになっていてよかった。
これからさめはさらに変わっていくのかもしれない、でも変わらないものもあって、全部大切にしていきたいなと思いました。
友人に絵を見せたらとても高評価で嬉しかった🐟
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