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ガッカリ@日本対ポーランド戦
そもそも「ファールを取られに行く」なんて言葉が当たり前のスポーツであるし、そのドライさも魅力の1つではあるが、先のセネガル戦が双方とも最後まで諦めない、素晴らしい試合だっただけに、このポーランド戦には落胆を禁じ得ない。
強豪国のメンツから3連敗は阻止したいポーランドと、何でもいいから勝ち上がりたい日本という、低次元のニーズがマッチしてしまった。負けているのに攻めないという精神状態はどのようなものだったのか。
しかも相手試合は進行中。恐らくセネガルは、死にものぐるいで攻めているだろう。直前にセネガルの強さを体感したチームのすることとは、到底思えない。
北アイルランド代表のマイケル・オニール監督は、英BBCの取材にこう答えている。私も全く同感だ。
「指導者として、別の試合で何が起きるかに運命をそっくり預けるとはあぜんとする」
朝日新聞デジタル 2018/6/29 8:36配信
例えば、FIFAランキング上位の強豪国が、「決勝トーナメントでは、もっと素晴らしい試合を見せてやるから」と言って、ボール回しに徹するのは百歩譲って理解する。
しかし、61位という挑戦者。順位だけ見れば、W杯に出場していることすら奇跡とも言えるチームの態度としては、あまりにも見苦しい。そんな姑息さで、世界3位のベルギーにどう立ち向かうのか。
日本が緩慢なパス回しを始めたので、私はセネガル・コロンビア戦にチャンネルを変えた。試合終了の笛が鳴り、全てを出し尽くしたようにピッチに座り込むセネガル代表は、清々しく、誇らしかった。決勝トーナメント進出はかなわなかったが、胸を張って帰国してほしい。