日記2020年9月18日

肩ひじ張らずに自分の日記だと思ってnoteを書こう、そう思っていたのになんだかまた肩ひじを張ってしまっていた。でも、「肩ひじ張っているなあ」と思うことも重要なんだろう。


病気をしてさんざん苦しんでわかったのだが、自分で「ああ、これはつらいなあ」と思ってあげると、人間は救われることがあるものだ。「こんなんじゃだめだ。自分はこんなことで苦しんでいるような人間ではない。元気にならなくては」と思うことで元気が出ることもあるだろうが、「苦しいなあ、今の自分はつらいんだな」と意識的に思うことで救われるものはあるように思う。「これではだめだ、改善しなくては」と思うことも大切かもしれないが、いいでも悪いでもなく「今の自分はこうなんだな」と認識してあげることは、自分を助けることでもあるのだと思う。


『3月のライオン』から将棋に興味を持ち、自分でも指せるようになったら楽しいだろうなと思った。(現実の)棋士の話もおもしろい。駒の動きは覚えたがまだでたらめに弱いので、もしここを読んでいる方で将棋を指す方がいても、私がお相手いただけるのはしばらく先になりそうだ。『3月のライオン』に出てくる棋士では、島田八段が好き。



将棋を始める前にチェスをやったことがある。チェスにはビショップやルークがあるので左右にも移動しやすいのだが、将棋は左右に大きく動かせる駒が少なく、これだととても難しいなと思った記憶がある。でも最近はあまりそうも思わない。もっと強い人に「将棋は左右に大きく動かせる駒が少なくて不便だと思いませんか?」と聞いたらどう返事をするんだろうか。「相手も同じルールに従っているので不便ではない」かな?


毎年、「このよくわからない暑い時期を乗り越えれば、素晴らしい夏がやってくる!」と思うのに、よくわからない暑い時期が終わると夏が終わっている。なぜかというと、そのよくわからない暑い時期こそが夏だからだ。今年は休校やら自粛やらがあってまだ4月が来ていないような気さえするのに、もう9月も半ばを過ぎた。今年もあと3ヶ月半。一日一日、焦らずに生きていこう。

サポートいただいた分は本を買ったりご飯を食べたりするのに使わせていただきます。ありがとうございます。