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SCENE16:「餅③」【メイキングオブ『ワンダーら』】

●シーン概略

とうとう月に到達した「餅」の2人。しかし、月餅しか売ってない。


◎月餅

ウォレスは「月はチーズでできている」と決め打ちで月に向かったけど、本当はチーズでできていなかったらどうするつもりだったんだろう…?という野暮な疑問から、月に餅がなかったら?という「ウォレスとグルミット」のif世界のつもりで考えた。そして月餅に辿り着く。
月餅しか売っていない、というオチは「餅①」を書いた時には思いついていなかった。本当にここの2人と同じく、①のタイミングでは「月でウサギはどんな餅をついているのかな」と想像していたし、③まで進んでようやく「いや月餅かい!」と出会ったような気持ちだった。最後はキャラの一人歩きどころか、むしろ先導してもらっていた。
余談。月餅は中国の伝統菓子だけど、日本の「兎が月で餅をついている」っていうイメージとのミッシングリンクだなあと思った。

◎こまかいところ

発明家のほうもちゃんとバニー耳つけてる。
ロケット用の駐車場。
バニーの子のこのシラケ顔(自分から発案しといて)。
最後まで描いてて楽しかったので、この2人はいずれまたどこかで出てきてもらいたい。

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