出汁巻き卵が食べたくて...
赤坂にある京料理のお店、やげんぼりにきてみた。
ランチ開店時間の5分前に行ったところ、平日なのに既に20名ほどのお客さんが並んでいた。
さすが人気店。
それでも開店と同時に順次店内へ入ることができた。1階の7名がけの席に女性1名と相席で座った。
今日はお目当ての出汁巻き卵定食の「八坂」をいただく。
出汁巻、赤だし、じゃこ、小鉢、漬物がついてくる。
口コミを見て気になった焼き魚、サワラの西京漬けということで注文してみた。
最初にじゃこ、小鉢、漬物とお櫃に入った白飯がきて、思わずおひつから白飯を取って、それだけの味を楽しんだ。
おひつに入ったご飯ってモチモチしててとっても美味しい。
そして最初に焼魚がきた。
外はさくっと中はふわふわだけど、味付けは控えめで素材の味が生かされていた。
見た目は小ぶりで800円もしたけど、満足。焼魚を味わっていると、今日のメインの出し巻き卵が登場。
お皿にどーんと分厚い出汁巻きが盛られていて、夢が詰まっているかんじ。
お箸で一口サイズに割って、口に入れるとまだふわっふわの熱々で火傷しそうになった。
とても薄味で素材の味を生かしている。醤油漬けの大根おろしと一緒に食べてやっと少し味がついたかなというかんじ。
出汁巻きだけでは白飯のお供には心細いけれど、大好きな出汁巻きで大好きな白米を食べる幸せを噛み締めながらいただいた。
出汁巻きがご飯のおかずにならずとも、漬物がとてもいい働きをしてくれた。
こんなに漬物って美味しかったっけってくらい、程よい塩気で上品な味。これはご飯のお供にふさわしい絶品の味だった。
写真を撮り忘れてしまったのだが、きゅうり、なす、白菜、柴漬などがちょっとずつ添えられていて、とても美味しかった。
赤だしも濃厚でおいしく、ちりめんも控えめな味付けだが美味、ひじきの煮物も優しい味。
それぞれのバランスがとてもよくて、ランチから上品な気持ちを味わいながら、でも時間を気にしながら食事をした。
鴨川とろろ飯も美味しそうだったので、次回はそれを食べにまた来たい。
参考記事:
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